カテゴリー別アーカイブ: 学会参加記

日鍼会大会 大阪大会へ参加しました3

日鍼会大会二日目。

昨日は大会の懇親会と、青年部の懇親会に参加しただけでホテルに戻っておとなしく寝ました。

40代だったころは朝まで仲間と飲んで歩いていたりしましたが、そろそろトシを考えるようになってしまいました。。

2日目は盟友が講師を務める講座が2つありまして、1つは、もう20年来の付き合いになる京都のなかむら第二針療所の中村和則先生の講座。不妊について、です。

あるプロトコールで一定期間鍼灸とレーザーを行うと、卵子の成長に改善効果があり、胚盤胞の獲得率が2倍になるというものでした。

この発表は3月のレーザーリプロダクション学会でも発表され、生殖医療の専門医でも大変な注目を浴びました。

PGS(着床前スクリーニング)を行った胚移植では、通常着床率は通常60%程度という事ですが、鍼灸介入後では92%に上がったこともデータで提示されました。

胚に異常がない場合の、純粋な着床障害に鍼灸は非常に有効であるという事です。

この卵巣改善の治療、着床改善の治療については、JISRAMの会員であれば技術を共有していて、もちろん当院でも行っています。

もう一つ。
東京渋谷で開業しているアキュラ鍼灸院の徐大兼先生。この先生とも17~8年くらいのお付き合いになるでしょうか。日鍼会本部の青年部の時からですから、長いです。

今をさかのぼる4年前の5月には、前述の中村先生、徐先生など不妊鍼灸ネットワーク時代に、当院で全国から会員の先生を迎えて研修をしたこともあります。
その時のブログ↓
http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi?no=984

徐先生からは、治療院の患者さんへのホスピタリティについてお話しいただきました。

アメリカのビジネススクール(南カリフォルニア大学)を卒業されて、何事にも非常にスマートな徐先生らしい、鍼灸院を企業体としてとらえた内容で、とても勉強になりました。

この2講座は満員御礼でした。しかも前の席から埋まってい行くという怪現象(笑) 人気の2講座でした。

つづいで、ぐっと渋い、療養費の講座。

講師は厚生労働省保健局医療課 保健医療企画調査室長の矢田貝さん。

鍼灸では条件さえ合えば保険で治療を受けることができます。その条件とは、慢性の痛みを主とする疾患で限られた7疾患(腰痛や膝痛とか)で、主治医が適当な治療法がなくて鍼灸に同意した場合、に限られます。

つまり、主治医がサジを投げた痛みの疾患について、保険を使える場合がある、というものです。

ところが時に新聞を賑わす柔道整復師(接骨院)による不正請求事件などが後を絶えず、もっとも鍼灸でも不正請求事件がたまにありますが。

この対策として、地方厚生局が治療院を監督できる療養費の支払いについて受領委任払い制度に平成30年度から移行します。

当院では療養費(保険診療)の扱いは全くありませんし、今後も100%取り扱わない方針ですが、県の鍼灸師会長という立場で受講してきました。

前日の自民党・片山さつき議員の講座では、自民党の政策集(J-ファイル)に鍼灸を普及する政策が収載された話がありました。健康長寿を国の政策として進めることは、年金の受給開始をさらに遅らせる意図があるかもしれませんが、少なくとも鍼灸の効果が改めて国に認めていただいた事になります。

保険診療ではなく、自分のお金で鍼灸をもっと受けて、自分の健康は自分で確保してくださいね、という事なのでしょう。

日鍼会大会 大阪大会へ参加しました2

長い長い学術部長会議を終え、タコ焼きも食べ、大会プログラムへ参加となります。

自民党の片山さつき議員を交えた特別講演です。

健康長寿を目指す上で、自民党が政策として鍼灸を積極的に取り入れたい、と言うものです。

プログラムでは一年以上前から決まっていましたが、衆議院選挙の直前となり、特に力の入った内容でした。

懇親会では片山さつき議員さんと名刺交換させていただき、ちょっとだけ今後の政策について質問させていただきました。

石川県針灸師会の定池会長とも記念撮影。定池先生には日鍼会青年部時代には大変お世話になりました。

今になり、お互い県の師会長としてお会いできることは、ほんとに嬉しいです。

大会1日目はこのあと青年部の懇親会に顔を出させていただき、この日は終わりました。

大会2日目は盟友2人の2講座があります。

続く

日鍼会大会 大阪大会へ参加しました1

10月8日は所属している日本鍼灸師会の年に1回の全国の集まりがあり、大阪に行ってきました。

昨年は福岡で開催され、娘の挙式と重なり日帰りで行ってきました。講演頼まれていなかったら、行くことはなかったし、そもそもその講演も娘の挙式当日ともろにバッティングし、大会実行委員会へ『翌日に変更して』と無理やりお願いしたり、ほんと大変でした(;^_^A

今年は参加することに意義があるオリンピックみたいな、、、参加すればいいだけなんで気が楽でした。

毎年、関西方面には福島空港から空路にしますが、かならず富士山が見られる左側の窓側を予約してます。

今日も富士山がきれいですね。冠雪がないのは意外でした。

伊丹空港直前の眼下では、あべのハルカス?

大阪城も眼下に。
会場はこの近辺なんで、飛び降りられれば便利ですが。

さて、会場に着いていきなり会議となります。

これが密度の高いエンドレスの会議で3時間半!

かなりエネルギーを消耗しました。

メイン会場入り口では、たこ焼きの食べ放題無料サービスをやってました。

これが、アツアツ、トロトロ、、、すごくおいしくて、3パック食べてしまいました。。。

大親友の京都の中村先生は5パック食べたそうな。

写真で美味しいのが伝わりますでしょうか!?

続く・・・

東北鍼灸学会 山形大会に参加しました

9月2日(土)の診療は若手に任せ、51年続いている東北鍼灸学会に参加して勉強してきました。

今年は山形県開催という事で、山形駅西口駅前の霞城セントラルで開催しました。

午前中に学会理事会があり、福島県鍼灸師会副会長の箱岩義郎先生(福島市・ひまわり鍼灸整骨院)、同・監事の中沢良平先生(郡山市・一寸法師ハリ治療院)と三名で出席しました。

役員改選があり、中沢良平先生が理事から退任、箱岩先生が新理事に就任されました。

写真右から二番目は箱岩義郎先生。頼りになる鍼灸師会副会長です。(中沢先生から写真をいただきました)
私は役員改選で、身分不相応にも学会副会長を仰せつかりました。

一般口演発表では、各県から1題ずつの発表があり、福島県からは いわき市湯元で「はりきゅうはしもと」の橋本修一先生が続発性不妊(二人目以降の不妊)の症例を発表されました。

ほか、1日目は五十肩・肩関節疾患の講座で日鍼会臨床研講師の浦山久昌先生が、2日目は腰部脊柱管狭窄症の講座で、東京大学医学部付属病院リハビリテーション部の粕谷大智先生が講師を務められました。

一日目のプログラムが終わって、懇親会会場へ行く途中、お祭りがありました。秋に入り、そろそろお祭りシーズンに入ったようです。

2日目のプログラムである腰部脊柱管狭窄症の講座をしっかり聴き、学会総会を終えて帰ってきましたが、終了後の昼食は旨い蕎麦で有名な庄司屋さんで蕎麦をいただきました。

 

山形にて

本日9月2日土曜日は、第51回東北鍼灸学会山形大会のため、山形市に来ております。

会場は、霞城セントラルと言う、複合施設の三階。

前の投稿でお知らせした通り、症例報告の座長をしました。明日は、腰部脊柱管狭窄症の講座を聴講して帰ります。

学会の夜

昼に勉強、夜に久しぶりに全国各地の旧友たちと懇親。
全国規模の学会は非常に実りがあります。

学会一日目夜。
場所は御徒町の鳥貴族。
不妊鍼灸ネットワークの仲間たちとまずは第1ラウンド!
不妊鍼灸ネットワーク会長の中村一徳先生と早くからはじめ、だんだんと仲間が集まってきます。

鹿児島、福岡、、広島、大阪などからの皆さんと、日ごろの治療の話をしながら、貴重なひと時となりました。
効果的なレーザーの治療法などを仕入れてきました。

第2ラウンドは水道橋駅前のとある居酒屋さん。
ここでは日本鍼灸師青年部時代で委員としてお世話になっていた仲間が待っていてくれました。
札幌、富山、岐阜、愛知県の岡崎市、群馬の渋川、相模原、鹿児島、福岡の仲間たちです。

発表前夜でしたので、あまり長居できず早々に退散しましたが、東京ドームで大きなライブがあったようで、水道橋駅前は電車に乗る人で激混み。

一駅歩いてお茶の水から電車に乗って上野に戻りました。

役員から離れて数年たちますが、大きな集まりの時には必ず声をかけてくれて、本当にありがたいです。

男性不妊の鍼灸の効果

第66回全日鍼灸学会で発表した内容は下記のページにあります。
http://www.sanpei89in.com/tex/funin6.html

日常、妊娠を希望されるご夫婦ともカップルを治療する事はたまにありますが、ご自身の精液のデータを把握しておられるご主人は大少ないものです。

たまたまた、精子の数が非常に少なく、また運動率が悪い場合と、良くある『ちょっと悪い』場合の2症例を提示しました。

一方は運動率が大変良くなりました。また一方は精子の数と運動率ともに改善しました。

治療は女性不妊において卵子の質の改善を目指す、卵巣の機能を改善する治療に準じて行いました。

卵子の質の改善と精子の質、数の改善には共通の鍵があるのかもしれません。

第66回全日本鍼灸学会で発表しました

6月10日(土)11日(日)の二日間にわたって、東京大学で開催された第66回全日本鍼灸学会東京大会にて、当院より2題の発表をしました。

私、鍼灸師の息子夫婦と三人で参加しました。

私の方はスライドを使った一般口演発表で、会場は東京大学 山上会館でした。
演題:『男性不妊に対する鍼灸治療の可能性』
共同研究者は、長男の三瓶和樹です。
私が代表で発表しました。

ほぼ同時刻、医学部研究棟14階で、三瓶美智が
演題:『マラソンランナーの鍼灸受療率について』をポスター発表しました。

男性不妊の発表内容は後日掲載いたします。

 

 

第66回全日本鍼灸学会で発表します

6月10日(土)、11日(日)に東京大学で開催される第66回全日本鍼灸学会東京大会で、当院から2題の学会発表を行います。

このため6月10日(土)は休診となります。

三瓶美智が、6月11日(日)医学部教育棟13階セミナー室にて、『マラソン大会参加ランナーの鍼灸受療状況について』をポスター発表します。

私、院長は、6月11日(日)山上会館大会議室にて『男性不妊に対する鍼灸治療の可能性』をスライド発表します。

 

第12回日本レーザーリプロダクション学会へ参加しました

3月26日日曜日は新白河発6時24分の新幹線で東京に行き、第12回日本レーザーリプロダクション学会に参加してきました。

先週は京都での研修もあり、2週続けての出張研修となりました。

今回のレーザーリプロダクション学会は木場公園クリニック院長の吉田先生が学会長であり、吉田先生は鍼灸の良き理解者でもあることから、サブ会場の実技セッションと特別講演で鍼灸の枠がありました。

実技セッションでは、わが盟友・不妊鍼灸ネットワークでは事務局長をされているアキュラ鍼灸院の徐大賢院長が実技披露をされました。
ほかに2題鍼灸の実技があり、木場公園クリニック内で鍼灸外来を担当する今岡先生、英ウィメンズクリニック内で鍼灸を担当する井川先生の実技でした。

徐先生は、主に基本となる陰部神経刺鍼と中リョウ穴刺鍼法を披露しました。この刺鍼法は当院でも通常行っている方法です。

特別講演3では、これも盟友、というか悪友というか、不妊鍼灸ネットワーク会長の中村一徳先生(京都・なかむら第二針療所)による、『鍼灸とレーザーの融合』と題した講演がありました。

鍼灸+レーザー治療を行う前後で、採卵の成績、採卵後の胚盤胞の獲得率を比べた結果をもとに、その効果について論じられました。

鍼灸+レーザーが介入する前と後で、同じ排卵誘発の方法を行っていた、鍼灸+レーザーで十分な回数を治療できた、という59例の患者さんについて、鍼灸+レーザーが介入した後は、採卵数に有意な差はなかったが、胚盤胞の獲得率は約2倍になった、という結果でした。

特別講演を聴いていると、となりの席に突然お座りになったのが日本IVF学会前理事長の森本義晴先生(HORACグランフロント大阪クリニック院長)で、前日タイにいて、本日帰国してきたとのこと。乗り継ぎの飛行機がトラブルで空港で9時間足止めされたとか、、、大変お疲れ様でした(;^ω^)

また別の時間の実技セッションでは、世界的なレーザー医療の権威である大城クリニック理事長である大城俊夫先生によるレーザー+手技の実技がありました。これは大変貴重なものです。

福島県からは高名なハリポ鍼灸室の平田隆浩先生も来られていて、当日は一緒にお勉強しました。また平田先生の治療院でもレーザー(スーパーライザー)を使用しているとのことです。

この学会で、さらに効果的なレーザーの使用法を学んできましたので、患者様に応用したいと思います。