学会参加記

第44回東北鍼灸学会参加

毎年、東北各県で持ち回りで開催している東北鍼灸学会ですが、今年は福島県で開催されました。

開催担当の準備は約一年前から企画を練ったりしていました。

大会開催記については、福島県鍼灸師会活動ブログに私が書きましたので、ぜひお読みください。

http://fukushima.harikyu.or.jp/blog/archives/44.html

二日間の学会ですから、あっという間です。

準備のため前泊しますが、、、結局仲間と夜中の2時まで飲んで歩いて、、、前泊の意味がなかったり。。

大会当日、早朝4時過ぎだったか、、、本県鍼灸師会からの一般口演発表だった先生が、奥さんが初子の出産で陣痛が始まり、発表中止になったり。。

でも無事生まれてくださって一安心。

学会の終わりに、壇上を飾っていた花で花束を急遽作り、学会二日目に駆けつけた新米パパになった先生に贈呈しました。

機転の利いた女性の先生には感心しました。




学会での実技供覧で、豚のぬいぐるみをベッドのに上げてシリアスに講演する先生・・・
謎めいていて、まわりは人だかり。。

豚のぬいぐるみで灸頭鍼の実演を行っていました。

第5回日鍼会全国大会 東京大会(2)

翌日は、前日鍼会青年部委員の佐竹先生、東京都鍼灸師会青年部の儀間先生の2題の講演で、青年部の経営講座をじっくり聴講しました。



OLから転職し、お母様の喫茶店のとなりにひっそりとベッド1台の治療室からスタートし、いまではスタッフを10名も抱えるようになった福井の佐竹先生の講演は、とても勉強になりました。

経営講座というと、集患とか金儲け的な意味合いで論じられるところですが、やはり多くの患者さんに慕われるという院長力、人間性が一番大切なのだと感じました。



佐竹先生、大変お疲れ様でした。
これからも多くの患者さんに必要とされ、充実した臨床家人生を歩まれることを願っています。

続いて別会場で行われている、一般症例発表を見に行きます。
今日は我が福島県から、青年部の白井和弥先生が『有痛弧徴候が陽性であった(上腕二頭筋)長頭腱炎』(カッコは、長頭腱は大腿にもあるので、略さず上腕二頭筋を入れた方がよいでしょう、とアドバイスしました)を発表されました。

タイトルだけでもツッコミどころがありますが、実際の臨床では腱板炎を思わせる有痛弧徴候をもった方も多くいます。ていねいに徒手検査を行えば行うほど迷う肩関節疾患が多くあります。

好発する年齢をも考慮すれば、単一の疾患だけではなく、2つ3つの病態が複雑に絡まっていることも多いのですから、このあたりをふまえて患者さんに向き合うことが必要だと思います。

また2日間で合計20例の症例発表がありましたが、すべて腰・膝・頚・肩などの整形外科疾患でした。
運営側で整形外科疾患以外の発表にフィルタをかけているとは思いませんが、鍼灸院に来院する患者さんは様々な病状・疾患で来院します。
たとえば不定愁訴や婦人科疾患、不妊症などの症例があって良いのではないかと思います。



白井先生は、見ず知らずの白血病の患者さんに骨髄を提供したドナーでもあります。尊敬すべき人間性をそなえ、学会でも発表されるくらい研究心がある。今後は鍼灸業界を背負って立つ人材だと確信しています。

全国規模の学会での発表の大役を終え、記念撮影で一枚。お疲れ様でした。



午後の講演に入る前に、アキュラ鍼灸院の徐先生の案内で、今日講演した福井の佐竹先生、久保先生、京都の林先生、香川の横山先生と飯田橋の外濠に浮かぶキャナル・カフェでランチを食べに行きました。



秋の日差しを浴びながらパスタを食べ、臨床話に花が咲きました。

第5回日鍼会全国大会 東京大会(1)

10月11日・12日には、第5回となる日本鍼灸師会の全国大会に参加してきました。

会場は飯田橋のメトロポリタンエドモンド

受付を済ませると、郡山で開業されている樋口先生とばったり顔を合わせます。
樋口先生はアキュラ鍼灸院の徐先生と従姉妹だそうで、先日開催された我が師会の60周年記念講演会で初めて知り驚きました。



開会式に出ます。
開会式後は、この会場で福島県立医科大学理事長兼学長である菊地臣一先生の大会特別講演がありました。

日本での慢性腰痛の第一人者として『腰痛の病態と治療・新しい概念と戦略』と題した演題で、広範で深い臨床のお話しに会場内は超満員でした。

プラシーボをうまく引き出すのも名医の条件と、私は普段から思っていますが、菊地先生のお話ではプラシーボの有用性まで触れられ、大変勉強になりました。

このあとは鍼灸師単独法の必要性を考えるシンポジウムを聴講しました。

その後、会場を移して我が東北ブロックの期待の星・青森県鍼灸師会青年部長の三戸先生の症例発表を聴講しました。



ギックリ腰の一つとしての急性の椎間関節捻挫への鍼灸治療の発表で、百戦錬磨の先生方を前にして、堂々と発表されました。

この会場で、青森県の橋本副会長、橋本先生のお弟子さん、お弟子さん出身の戸崎先生とお会いしました。

内容はてんこ盛り。
シンポジウムあり、分科会あり・・・

夕方からは懇親会。
東京・香川・富山・長崎・・・全国の先生方と懇親を深めました。
我が福島からは、いわきの竹村先生、白井先生と。

同じく福島から参加された安斎会長、中沢先生、生江先生、中沢先生のお弟子さんの田村先生、、は違うところで盛り上がったのでしょう。



このあとは竹村先生と四ツ谷に取ったホテルに向かいました。私も竹村先生も鍼灸学校が四ツ谷で、駅からホテルに向かう新道通りはとても懐かしかったです。

(つづく)