福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
10月23日には、郡山の郡山市労働福祉会館において私が所属している鍼灸師会の定期学術講習会が開催されました。
この日の講師は、写真の小野直哉先生です。
特別講演
「相補・代替医療と統合医療の現状と展望」
−日本、そして世界−
京都大学大学院医学研究科 小野 直哉先生
小野先生は、明治鍼灸大学を卒業され、京都大学大学院で統合医療の経済効果について特に研究されています。
縁あってはるばる福島県までお越しになり、現在の世界の代替医療の現状をお話しくださいました。
代替医療の中でも、特に鍼灸は世界で発表されている文献数も飛び抜けて多く、健保適応となっている漢方薬などは足元にも及ばないそうです。
米国、またヨーロッパ各国でも代替医療を国民医療の中に取り入れて、今後伸びていく国民医療費を効率的に運用するような動きが見え始めている、とのことでした。