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第45回東北鍼灸学会(山形)で講演してきました

9月10日・11日と山形県天童市で開催された東北鍼灸学会で、東北青年部臨床講座『不妊治療のコツ』と題した実技込みの講演をしてきました。



不妊症にたいする鍼灸治療の手法は様々な仕方があります。

当院で行っている治療のうち、
・卵胞期(基礎体温低温)のときの排卵誘発を狙った配穴。
・黄体期(基礎体温高)のときの、安定した黄体の状態を作る作る配穴。
・排卵がはっきり起きない場合などに対する配穴。
・胚移植後や妊娠初期の配穴と治療。
・男性不妊に対する配穴。
・三陰交と至陰にプラスする逆子(さかご・骨盤位)の治療法。
・不妊のタイプ別(肝鬱・痰湿・腎虚)による本治法の配穴。

以上を実技を含めて講演してきました。



さかごについては、当院では治癒率は80%を超えていますが、よく知られている三陰交の灸頭鍼と至陰の灸だけでは改善率はいいところ50%程度ですが、講演で紹介した安全で簡単な技術をプラスすると、治癒率が驚くほど向上します。