福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
7月最後の日曜日は、東京・上野の科学博物館へ行って来ました。
8時32分の新幹線にのると、上野着は10時ちょい。
博物館見学にはちょうど良い時間です。
この日は朝から蒸し暑い東京。
前々から見たかった、インカ・マヤ・アステカ文明展。
上野駅を出てすぐの東京文化会館のあたりから看板が出て、人がぞろぞろとその方向に流れていきます。
数年前には、ここ国立科学博物館でマヤ文明展を見ましたが、今日は3文明展が一度に見られるとあって楽しみでした。
インカ文明は“天上の都”、マヤ文明は“密林の文明”、アステカ文明は“湖上の文明”と言われています。
天上の文明とは、マチュピチュの遺跡からも分かるように、高地で花ひらき栄えた文明を喩えて言います。
密林の文明とは、ユカタン半島のジャングルに2000年にも渡って栄えた文明を喩えて言います。
湖上の文明と言われるアステカ文明の14〜16世紀に渡って栄えた湖上のテノチティトランと言う首都は、当時のロンドン市よりも人口が多い20万から30万人も人口があったそうです。
特別展会場は当然撮影禁止。
毎度おなじみ、地球館入り口のエレベーターまで撮影してお終い。
混んでいるなぁと思ってはいたのですが、会場内は激混み(涙)
ろくに展示物も見ることは出来なくて・・・
見たと言えば人の頭ばかり・・・
平日にもう一回来ようかと思いますが(木曜に?)今は夏休みシーズンですので、夏休みが終わってからというところでしょうか。
混んでいたので、そうそうに引き上げて全天球型映像施設『シアター36○』を見学。
愛知万博で投影していたプログラムを観ることが出来ました。これはおすすめ。
長らく改装のため閉館してあった日本館が再オープンしてあり、こちらを時間をかけてじっくり見学。空いていて最高です。
写真は、日本近海の海の生き物。模型ながら良くできています。思わず『昼は寿司でも食べるか・・・』と生唾がこみ上げます。
毎度おなじみ、かはく(科学博物館)入り口前のシロナガスクジラ像。これを見ると毎度、メルヴィルの小説『白鯨』を思い出します。
メルヴィルの『白鯨』は、マークトウェインの『トムソーヤの冒険』と並ぶアメリカ文学の代表で、最近リメイクして映画にもなりましたが、おすすめです。
そういえばスターバックス・コーヒーの『スターバックス』は、執念で魔性の鯨を追うエイハブ船長が乗る捕鯨船の一等航海士の名前(スターバック)から取ったとか。
白鯨に出てくるクジラはマッコウクジラで、シロナガスクジラよりは小さいのですが・・・
それにしても大きいな。前にクジラ料理屋さんに聞いた話では●漁でナガスクジラを捕まえてくると、1頭で1〜2億くらいになる、、とか。
(見つかると非常にまずいため、真夜中に陸揚げするとか・・・丸々一頭を船で引きずると船が沈みそうになるので、胴体を半分捨てて半身だけ持って帰るとか・・・いろいろご苦労があるようです)
このあと、アメ横でお寿司を食べて真っ昼間から生ビール。
ちょうど良い時間になったので、会議に顔を出すとしましょう。