福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
だいぶ前の話になってしまいますが、新年度もはじまり、春季学術講習会と第14回で、鍼灸師会としては13回目のボランティア参加となる、郡山シティマラソン大会の模様を書いてみたいと思います。
まずは去る4月22日(日)に開催された春季学術講習会の模様です。午前中に19年度通常総会を行い、午後からの講習会となります。
講師は、太田西ノ内病院精神科部長の渡辺実先生。『うつ病について』というタイトルで90分間に渡りお話し頂きました。
渡辺先生のお話の中で特に興味深かったことは、親から離した子ネズミの実験の話で、親から離した子ネズミの成長ホルモンを調べるというもの。親ネズミから離されてしまった子ネズミは、通常だと成長ホルモンが著しく減少するが、対照群のうち、歯ブラシで適度な刺激を与え続けていた子ネズミは、成長ホルモンの有意な減少はみられなかった、というもの。
このあたりのお話しは、ブログ仲間であり、鍼灸師会副会長の一寸法師ハリ治療院・中沢良平先生のブログで詳しく書かれています。本人了解のもと、リンクを張らせて頂きました。
今年度から、春・夏・冬の定期講習会をすべて受講された鍼灸師会会員の先生に対して、会長名での年度ごとの修了証を交付することになりました。
今年度の講習会は残り、夏と冬で、おおむね4〜5くらいの講習のコマが予定されています。
夏季学術講習会は、7月22日(日)郡山市民文化センターで開催され、午前午後とも著名講師2名による東洋医学独特の診察・診断法、治療法が講義されます。
新年度行事として、総会・講習会の1週間後に郡山シティマラソン大会でのボランティア参加があります。
鍼灸師会としては第2回大会から参加しており、この大会での無料治療施術も地に根付いた感があります。
この日は朝から快晴のいい天気。マラソンにはちょっと暑いかな?と言った感じでしょうか?
それでも参加者は3000名を越えたそうで、年ごとに大変な盛り上がりをみせるマラソン大会ではあります。
今年の治療希望者数は130人を越えたとか・・・やたら混んでいて、10台以上設置したベッドもフル回転。
私ももちろん、しっかり働きました。
ボランティア後には、参加された先生方、お手伝いの学生さんで郡山市から支給されたお弁当でプチお花見となりました。