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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だった患者さん、その後(3)

だいぶ前の日記で、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を克服されてご懐妊された方を2回書いたことがありました。
その(1)その2 です。
先週の金曜日に、久しぶりに当院にお見えになりました。

今週で7ヶ月になるそうで、出産予定は9月の末とか。
お仕事もふつうにされていますが、『5キロ太った』と言うその方も、下肢に浮腫などはなく、至ってお元気そうでした。

前回治療にいらしたとき(妊娠したのが分かったので治療しませんでしたが)、『この次は5ヶ月以降になったら、安産の治療をしましょうか』と言うことを告げていたので、今日は少し腰痛も感じるので来院した、と言うことでした。

大きくなってきたお腹は、例えると小玉スイカを抱いているような感じ。腰痛もあまりひどくはないが、これからお腹が大きくなると、それにつられて腰椎の前彎も強くなり、だんだんと症状が重くなることもあります。

妊娠中も鍼灸は母胎やお腹の中の胎児にとって安全な治療ですので、2週に一回程度の治療をおすすめしました。また不妊治療中に行っていた三陰交と陰陵泉、または血海のお灸は、週に2回程度で三陰交のみのお灸に切り替えました。