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盆の旅(2)

翌朝は、朝から好天。
雲もあるものの、いい感じの晴れ。

ホテルでの朝食前に、海辺を散歩しました。



6時半に朝食を摂り、すぐ出発。
急ぐこともないのですが、人気の少ないうちに八甲田を越えたかったのです。



奥入瀬渓流にて。

住まば日の本 遊ばば十和田 歩けや奥入瀬三里半

終生、酒と旅を愛した明治の文豪、大町桂月の言です。

ここは何度も来ていますが、毎度通過するだけ。
この次は歩いてみましょう。

十和田湖畔で少しだけ休み、峠道を下ります。

しばらく下り大湯環状列石を見学します。



これは全体像をわかりやすくするためのミニチュア版。



実際はこんな風に大きいものまであって、なかなかわかりにくい様な。

先に有料の資料館も見学しました。
歴史の授業のおさらい、って感じかな。
3500年前の縄文時代は、あまり食料も豊ではなく、したがって集落は少人数で分散傾向があったとか。

そんななか、ときどき、年に数回一族が集まる必要性から、こんなランドマーク的な石の建造物ができたんだとか。
なるほど〜。

ここから八幡平の高原を走り、今夜のお宿へ。
お宿は羽後本荘駅前のビジネスホテル。



バイクを駐めてチェックイン。
一風呂浴びたらさて、飲みに行きますか。
食べログで調べておいた焼き鳥屋さんに。

道すがら見つけた朝顔。



これが奥さん!すごいですよ〜
二階まで伸びちゃって、三階に届きそうな勢い。
・・・それに比べて花は少ない。
芯止めしないと、勢いが花に行かないとか。
なるほど、家の原坊の朝顔も芯止めしないと。



お目当ての焼き鳥屋さんで、絶品のつくねと、鶏レバー。つくねは、外はかりっと中はジューシーな。



秋田まで来たんだから、と、比内地鶏の塩焼き。
肉質は硬めで締まってますが、噛めば濃厚な鶏の味。

大満足でホテルに帰り、さてもう一杯。



本荘駅前もやっと日が暮れてきました。

翌日は朝5時出発で、昼過ぎに自宅に着きました。
やることがあって、2泊といえど3日目は自由に遊べないという、ホントに貧乏暇なしの旅でした。