No.185の記事

今年初めてのブログ書き

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明けましておめでとうございます、、と、8日になってなに書いているのやら(汗)

旧年は大晦日まで診療し、新年は5日から診療を始めました。

今年は雪のないお正月をのんびり過ごし、7日(日)には日本鍼灸師会 学術局研修実施委員会の会議で東京・大塚へ行きました。

会議は午後1時〜4時まで。
第4回となる専門領域研修会の実施要項について、S会長、K学術局長を交え、出席した委員で話し合いました。

会議も重要ですが、田舎者が東京に行くと、別な意味で重要な役得があったりします。

・・・と言うわけで、会議直前まで国立博物館を見学してきました。

国立博物館は、ここ東京・上野のほか、京都、奈良、福岡にあります。

鍼灸学校当時はここ上野の国立博物館には良く足を運びました。
そんな昔を懐かしんで、と言うわけではありませんが、限られた時間なので常設展だけ見学しました。

常設展(平常展)も、本館(日本ギャラリー)、東洋館 (アジアギャラリー)、平成館(日本の考古遺物)、法隆寺宝物館(法隆寺献納宝物)、また建物だけになりますが、西洋館もあります。

お目当ては東洋館のアジアギャラリーです。
11月に隣接している科学博物館で見学した大英博物館のコレクションには遠く及ばないものの、エジプト・ルクソール(旧地名・テーベ)で発掘されたカルトナージュ棺とミイラが展示してあります。
ミイラを初めて見た学生の頃、これが数千年前の遺体か?と強い衝撃を覚えました。このミイラも明治37年に日本に寄贈された本物であることに感じ入り、当時は何度も見に行った記憶があります。
20年ぶり?に再会したミイラ。
懐かしかったのですが『お久しぶりですね』と、声はかけませんでした(汗)

このミイラのほか、イラクで出土したヘラクレス立像もお目当て。

ヘラクレスは、天馬・ペガススにまたがり妖怪メデゥーサを退治した勇者ペルセウスの玄孫(やしゃご)で、ギリシャ神話中最高の英雄と言われています。

なぜにヘラクレスがギリシャ神話中最高の英雄と言われたか、その偉業はこちら
今もDVDで観ることの出来る映画『アルゴノーツ』(ギリシャ神話でのアルゴ号の冒険)で、アーノルド・シュワルツェネッガーがヘラクレス役を演じていました。

ギリシャ神話の英雄がイラクで出土する?ということは、当時はイラクもローマ王国の属国で植民地だったのでしょうね。

国立博物館の多くのコレクションは、フラッシュさえ使わなければ撮影が許可されたものが多くあります。
(撮影不可なものは明記されています)

学術目的ではない私は本館・玄関を入ったところにある巨大な暖簾?を撮影して終わり。

収蔵品のコレクションは、目と心に焼き付けておしまい。
ミイラ様とはまた数年後に再会いたしましょう。