No.326の記事

第41回東北鍼灸学会(1)

今年で41回を数える東北鍼灸学会(青森大会)に参加して来ました。
その内容を2回に分けていきていきたいと思います。

 学会の会場は青森県八戸市。
 郡山市から参加する鈴木暢弘先生、いわきから参加される竹村裕先生と道中で落ち合い、八戸行き新幹線『はやて7号』にて一路八戸を目指します。
 天気はあいにくの曇り模様。それでも車窓からは栗駒の山々が見えます。


 一般症例発表では鈴木先生、私は専門領域研修での発表があり、いわきからの竹村先生は両席の発表について座長をつとめます。
 八戸まではまだまだ先があるので、まずは冷たいお飲み物を飲みながら発表の打ち合わせ。


 八戸に到着後は、会場である第二ワシントンホテルまでタクシーで行きました。約20年前にバイクのツーリングで立ち寄ったJR八戸駅前は建物・人家もまばらで非常に寂しいところだと感じましたが、着いてみてびっくり。飲食店やホテルの建ち並ぶ整然とした街並みに変わっていました。(八戸市は規模から言えば郡山市と同じくらいの人口30万人の地方都市で、繁華街は『本八戸』駅を中心ににぎわっているようです)

 ホテル着後、まずは中華料理でランチ。ここでも座長の竹村先生と打ち合わせ。私がオーダーした『中華定食1200円』には、こんなお見事なデザートが付いていました。杏仁豆腐のパフェといった感じで、パチパチとはぜる花火付き。テーブルに運ばれてきたときには固まりました(汗)


 開会式が終わり、第2席目で早くも私の発表となりました。持ち時間は45分と長丁場ですが作ったスライドの枚数は50枚。持ち時間をオーバーしてしまいました。
(鈴木先生の発表ほか、学会全体の内容は後日書きます)


 5席の専門領域研修の後は、2席の一般症例発表がありました。
 学術プログラムの後は懇親会となるのですが、この日は中学の時の同級生で、現在八戸に在住の八戸太郎さん(もちろん仮名ですので・・・)とホテルの日本食レストランで会食をしました。
 当初、八戸太郎さんだけが来るものと思っていたら、なんとご近所さん3人もいらっしゃいまして、大変盛り上がりました。
 写真は、八戸太郎さんのご近所さんが『これは旨いよ、食べてみて』と、メニューになかったのですが無理に板長に作ってもらった逸品。ホタテの貝焼きなのですが、味噌と卵黄で和えてあり、味が濃厚でとても美味しかったです。


 これもメニューにない『八戸名物・せんべい汁』 遠く福島から来た私のために、わざわざ無理を言って作っていただいたようで・・・ご近所さん、板長さん、ありがとうございました。しかも飲食代はご近所さん持ち・・・ありがたいやら申し訳ないやら。
 それにしても、隣近所に住んでいると言うだけでこんなに濃厚なおつきあいができるとは・・・恐るべし青森県八戸市。


 明けて翌日、17日は、午前中は筑波技術大学保健学科教授である形井秀一先生(鍼灸学専攻)の産婦人科の鍼灸治療の講義がありました。
(これも内容が膨大なため、後日書きたいと思います)

 実りある学会を終え、八戸からまた新幹線に乗りますが、時間があるので駅前の海鮮料理屋でランチをとります。写真はわかりにくいですがホヤです。生け簀で活きていた活きの良いもので、違和感なく?私も2切れ食べてみました。


 一緒に食べたランチのお寿司。


 八戸発13時20分のはやて82号(臨時)。八戸駅はまだ真新しい建物で、大変清潔な感じです。

 青森県というと果てしなく遠いというイメージがありますが、この時間に新幹線に乗れば、5時前には自宅に着いてしまいます。

 学術プログラム、学会全体の内容は後日改めて書きたいと思います。