No.636の記事

津軽への旅(心の栄養・棟方志功記念館編)

善知鳥神社は青森駅近く、アスパム付近にありますが、棟方志功記念館は少し離れます。



開館は9時半から。
一番乗りで500円を払って入館しました。



池に面しての校倉づくりの建物は、柳津の斉藤清美術館に似ています。



棟方志功は幼いときにゴッホのヒマワリの絵に感激して、芸術家の道を歩み始めたそうです。

特別展では、棟方志功の描いた太陽花(ヒマワリ)が何点も展示してありました。

ほかに代表作の『釈迦十大弟子』シリーズや、東北風(やませ)の柵などが展示してありました。

残念ながらお目当ての善知鳥版画巻シリーズはありませんでした。

しかし、スペイン内戦によるゲルニカ市民無差別爆撃の惨状を描いたピカソの『ゲルニカ』に影響されたという『東北風(やませ)の柵』には、ちょっとの間見入ってしまいました。

冷害をもたらす冷たい風を、指が棘のように尖った女性の姿で表現しています。

たっぷりと時間をかけて見学し、記念館から出ます。



記念館から出て気が付きましたが、付近の道路沿いにはたくさんのヒマワリの鉢がありました。



棟方志功が感激した、ゴッホの描いたフランス産のヒマワリの鉢だそうです。

咲いた頃見られたら見事なことでしょう。

このあと、青森中央ICから高速に乗りますが、途中のホームセンターでチェーンのオイルを買って給脂しました。
雨の中を走って、チェーンがキャラキャラ・・・まるで戦車のキャタピラみたいでした。




この旅唯一の贅沢、前沢SAでの、前沢牛串焼き1260円とアルコール抜きの“なんちゃってビール”で昼ご飯。
旨いけど・・・大振りの焼き鳥くらいのボリュームですから・・・大贅沢です。


家に着いたのは夕方5時半。
今度は青森県立美術館に行かねば・・・。

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二日間に渡ってのんびり休養させて頂き、おかげさまで心に栄養を十分与えることが出来ました。

少なくともお盆前までは良い治療が提供できると思ってます(笑)