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震災・原発事故を乗り越えて 『原坊の朝顔の種』の贈り主さん

当院の患者さん、また講演で出張した先の福井の方たちにお配りした『原坊の朝顔の種』の贈り主さんが、産まれたばかりの赤ちゃんを連れてご挨拶に来て下さいました。




大変な苦労をされ、やっと授かったところで3月11日の大震災・・・続いて原発事故に見舞われてしまいました。(何しろ3月11日でD36です)

流産しやすかったので、心拍確認できるまでは治療を毎日行いました(ちなみに、私自身の勉強も兼ねていたのでhCG陽性〜心拍確認までは無料にさせていただいてました)。

3月の原発事故直後は、白河での環境放射線量は毎時8〜9マイクロシーベルト。11月現在の20倍くらいもありました。

福島県で妊娠、出産すると放射線の影響があるとか、心ない煽りがネット上で散見されますが、そんな根も葉もない話をすっ飛ばしてくれるような、かわいい寝顔の赤ちゃんです。

産まれたときの体重も3600グラム超の見事な大っきな女の子です。

昨年お配りした『原坊の朝顔の種』ですが、栽培した患者さんから見事な種を『たくさん取れたので半分持ってきましたと』と続々といただいてます。

来年、希望される方にまたお配りいたします。