福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
今日は夕方早めに、助手の添田さんにお使いを頼んでそのまま帰宅してもらいました。
夕方も早くは治療院ものんびりモードで(いつものんびりですけど;汗)、、、先代の頃から治療させて頂いている患者さんと、治療をしながらいろいろと貴重なお話しを聴かせて頂きました。
私の父である先代の院長は全盲でした。
目は不自由でしたが、杖なしで外出し、またパチンコでは常に連戦連勝・・・後年はパチスロにどっぷりはまり・・・それでも勝つことの方が多かった、『カンの鋭い』父でした。
鍼灸治療に限らず、医療技術はすべて学と術の両輪がないとうまく回らない・・・と言っていた先代の院長でしたが、私から言えば名人の中の名人で、学よりは術で、とにかく脈診から治療から、芸術的な鍼灸師であったと思います。
ヴィルトゥオーソ(virtuoso ; クラシック音楽や芸術の用語で“名工”“匠”“達人”を表すイタリア語)は、持って生まれた天性の才能に恵まれている一握りの人を指して言います。父もそんな才能があったのだと思います。
治療に来ていらした古くからの患者さんには以前から『大先生(おおせんせい)の治療の時は、とにかく脈やお腹を触ると悪いところをズバリ、どんどん指摘された』『持病の狭心症で苦しいとき、脈を取りながらたった2〜3本ハリを打ったら、すーっと楽になった』など聴かさていました。
この患者さんは、代が変わって私が治療をさせて頂いても、体調を崩すとすぐに治療にいらっしゃる方でした。
先代の治療も私の治療もずいぶん長く受けて頂いています。
今日は先代の治療と私の治療との相違点を思い切って訊いてみました。
患者さん曰く
『真一先生(私)の腕は悪くはないが、名人にはほど遠い(苦笑)しかし大先生にない良いものを持っている』とのことでした。
なにかうまくはぐらかされたような気もしますが(汗)、そんなのんびりした会話で患者さんともども先代を偲んだ夕暮れ時の治療室でした。
自分も幼少の頃には先代に、世話になった一人でございます(#^.^#)。
風邪で、いつも扁桃腺を腫らしては、内科に行かず
針治療と葛根湯で直していただいたり、
盲腸の気がある時も、針治療をしてもらい、
それも、学割とか言っていつも500円でした(笑。
今じゃありえないね(^^♪
しかし先代は、自分が治療に行くごとに、治療室は
模様替えしていたのは、カンを鈍らせない
何かが有ったのでしょうかね?
八戸さん、毎度ありがとうございます。
八戸さんも古い患者さんでしたね(笑)
私と同じ歳では学割はあり得ませんが・・・
オヤジ割りはあるかもしれません。。
その際は、先代の治療と私の治療とどこがどう違うかお聴かせください。
治療室の模様替えはオヤジの趣味でした。
飽きるとすぐに模様替え・・・
そう言う時期がありましたね。
ところで雪の方はいかがですか?
日曜には郡山までFJを出動させましたよ。
柔道をやっていた時代の古傷が、最近になってあちこち痛みが出てきたような感じなので、いつのひか、全身治療を受けてみたいです。
雪は、彼岸まで油断できない状態で、今朝も少し
雪かきをやりましたが、大きな通りは、たまに根性あるライダーが走っていますよ。
八戸さん、毎度ありがとうございます。
こちらは良い感じですよ。
昨日(3月9日)はポカポカ陽気でした。
でも会議で郡山にいて、バイクには乗れなかったんですが・・・
FJは3月16日で車検が切れます。
4月になったら取り直し、と言うことで、今度の日曜はシグナスでどこか散歩でも行こうかと思ってます。