福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
だいぶ穴を空けた日記ですが、たまには仕事の話など書いてみたいと思います(このあと趣味話を書くためのクッションみたいなものですが・・・)
今週は(今となれば先週ですが)、35週、33週目の骨盤位(逆子・さかご)の妊婦さんがいらっしゃいました。
逆子には鍼灸は良い効果がありますが、30週を越えると治る率もだいぶ落ちます。それでも35週の方は1回で、33週の方は2回の治療で効果があったようです。
35週の方は今週の水曜に検診の予定で、そのときに超音波の画像で確認するそうですが、『どうも治ったようだ』と治療後にメールで教えてくださいました。
33週の方は、金曜の検診で治っているのが確認されたそうでした。
今まで治る骨盤位の患者さんも、また治らなかった骨盤位の患者さんも多数みてきましたが、印象的には仰向けに寝たときにみる腹部の緊張の具合が強い患者さんは改善しないような印象があります。
おそらく、出産近くになり胎児が成長してくると、胎動などで動くスペースが少なく、窮屈になるからではないかと考えています。