福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
このあたり、福島県南部の田植えもだいたい終わりになってきたようです。
今日は昼休みの間に二件の往診に行ってきました。
一件目は東村の、92歳のお婆ちゃん。
もともとは元気?なころ、白河の当院まで通院していた方で、さすがに90歳を超えた現在では自力での通院は難しく、当院より往診をしています。
骨粗鬆症による腰痛も毎日の往診により短期間で快復し、現在は体調がよいときには庭に出られるようになりました。
もう一件は白河郊外に住んでいらっしゃる脊髄小脳変性症のお爺ちゃん。
主訴は腰痛ですが、手や足の筋肉に異常な緊張感やふるえがみられます。
この方も若いときは当院まで来院されていた方です。
往診に行く道すがら、ずっと水田地帯を通りますが、どこもだいたい田植えは終わったようでした。
昨日は講師で週に一回通っている鍼灸学校での授業日でした。
現在の所、コンピュータ実習室で約40台のコンピュータに囲まれながら授業を行っています。
授業では、コンピュータを使った情報検索のしかたや電子カルテなどの実習を行っています。
今日は先週誤ってコーヒーをかぶってしまった赤ちゃんが治療にいらっしゃいましたが、何事もなくて安心致しました。
皮膚が弱い赤ちゃんで、それが主訴で来院しておりますが、お母さんが熱心に自宅で歯ブラシなどを使って治療をしてくださっており、症状の方は改善傾向にあります。
遠くないうちに、ステロイド軟膏も中止できるのではないかと思っています。
当院は、明日午前中まで診療致します。
当院の周辺は農村地帯のため、田植えを控えてにわかに忙しくなった農家の方が治療にいらっしゃるため、GW中の休診日は少なくしております。
(その分、学会シーズンには勉強のため遠慮なく休診させて頂きます)
足首を捻挫した患者さんが3人もいらっしゃいましたが、みなさん農作業に支障のないくらいまで回復されました。
本日は、隣県の栃木県からいらっしゃった赤ちゃんが、待合い室にてコーヒーをこぼして軽い火傷を負ってしまいました。
幸い、皮膚の発赤がある程度の軽いものでしたので、濡れタオルで数回冷やしたら熱感もなくなりそのままお帰りになりました。
家に着いた頃を見計らって電話を差し上げましたら、異常もなくよく眠っている、とのお母さんから聞かされまして安心しています。
このような事故もありますので、今後は待合い室でのお茶・コーヒーのサービスはご希望がある場合を除いて中止させて頂きます。