福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
5月30日の日曜は、まぁまぁのバイク日和でしたが、大事な大事な講習会のため、郡山に行きました。
講習会の内容は、↓福島県鍼灸師会活動ブログに私が書いてます。
http://fukushima.harikyu.or.jp/blog/archives/36.html
まぁまぁのバイク日和なので、それはもう、バイクで行きます。しかも最近活躍していないスクーターで。
はじめて知りましたが、郡山駅前にはバイクの有料駐車場があって、しかもヨドバシカメラ脇の大きな駐車場(自転車駐輪場と兼ねる)は、自動二輪OK.しかも・なんと、朝から晩まで駐車して、料金50円。
驚くなかれ、管理人が暇なしに場内を巡回しているので、イタズラや盗難の心配も皆無だと思います。
券売機で駐車票を買って、ハンドルなどに巻き付けるのですが、この駐車票の有無を確認するために、管理人さんが暇なしにバイクや自転車を見て回ってます。
『50円って安いでしょう(笑) 議会を通さないと値上げできないから、なかなか値上げできないんですよ。。』と管理人さんは嘆いておりました。
早いもので新年度となりました。
4月25日は鍼灸師会の総会と、午後からは春季学術講習会を受講してきました。
講習会の内容は、↓こちらをご覧ください。
http://fukushima.harikyu.or.jp/blog/diary.cgi
1,2,3部構成の講習会で、第二部では郡山消防署安積分署の職員さんによる救急救命法、特に心肺蘇生とAEDについて実技込みで勉強しました。
ダミー人形を使っての実習です。
以前は人工呼吸2回、胸骨圧迫15回でしたが、現在は人工呼吸2回のあと胸骨圧迫が30回だそうです。
エンヤドット・・・と30回圧迫します。
『あ、三瓶先生・・・心臓は逆です、、そこじゃないです』・・・とは言われませんでしたので念のため(汗)
倒れている人を模した人形とはいえ、初対面で意識の有無を確認するのは緊張します。
ある先生は、
『も、もしも〜し、お、お元気ですか〜?』と第一声をかけ、受講者一同爆笑の渦。。。
『119番通報をお願いします。AEDを持ってきてください』・・・との要請に、ペアの受講者は・・・
『は〜い、おまちどうさまでした』と、まるで出前持ちの登場のようなユーモア溢れる対応でまた爆笑。
第三部は太田西ノ内病院の運動療法室の佐久間先生から、『心臓リハビリについて』の演題で、受講者体験式の講義を受けました。
体が硬いだけで循環機能には大きな負担がかかるそうで、佐久間先生が行っている心臓リハビリの実際や効果についてお話し頂きました。
また普段からの運動の大切さなども痛感した講演でした。
3月28日(日)は鍼灸師会青年部の講習会でした。
『鍼灸の新しい可能性』と題し、新分野の開拓をテーマにした実に青年部らしい内容でした。
講演は3部構成で、
第一部『経験を生かした鍼灸院』
講師 いわき市・たけのこ鍼灸館 館長 永山剛士先生
スポーツトレーナーや数々の資格を持たれ、酸素バーや運動療法、指導を鍼灸治療に積極的に取り入れた個性ある鍼灸院運営を行われています。
診療されている治療院も、アスレチック関連の機材が豊富に設置されており、従来の鍼灸院と比べると異色の感さえあります。
治療はその場でそのときしか提供できないものですが、自身で出来る運動を、ゴムボールやロープなどを使って気軽に行い、患者さん自ら体力つくりを行える実技も交えてご講演されました。
第二部『これから求められる介護予防の考え』
講師 郡山市・一寸法師ハリ治療院 院長 中沢良平先生
鍼灸師は、痛みをはじめとする苦痛に対しての治療ばかりではありません。
介護予防関連などで一定の訓練を受けると、高齢者の体力の評価や訓練を行え、また本来の治療技術を活かすなど、他の職種と違って幅広い活躍が出来るとこのことでした。
介護予防運動は、やはり若い先生は積極的に取り入れて参入して頂きたいと考えます。
今年9月に開催される東北鍼灸学会でも、この内容をご講演して頂きたいと考えています。
第三部は『子宮内膜症と不妊の鍼灸治療』と題して僭越ながら私がお話しさせて頂きました。
内容については、後日あらためて書きたいと思います。