趣味

甲子トンネルを越えて(3・終)

時間が早かったので、金山から昭和村へ抜けるコースを取ります。



途中の玉梨とうふ茶屋で一休み。



『店長、こんなところでどうしたのですか?』と、手水鉢のカエルに語りかけ、写真を撮る小澤氏。




店内には斉藤清の『会津の冬』の版画が掛けてあります。レプリカでしょうけど個人的には好きな版画です。降り積もった雪の角が丸く、逆に温かみのある会津の冬景色を感じます。

おからドーナツを食べ、『100年の清水』で淹れたコーヒーを頂きます。これは美味しかったですよ。



国道289号線甲子峠を下郷側から登る松田氏。
前日にバイクを整備中、ネジをねじ切ってしまったり、調整を失敗してしまい、逆に性能を落としてしまったりと踏んだり蹴ったり。

それにしても良い道です。

(終わり)

甲子トンネルを越えて(2)

つい最近まで二輪は通行禁止だったという国道252号線で銀山平に出ます。

以前にも寄った遊覧船発着所で開高健の写真や資料を見てしばし休み、枝折峠で新潟の小出に向かいます。



枝折峠から望む越後の山々。
切り立った山が多く、なかなか見応えがあります。



小出に出ました。
商店街は日曜なのにシャッターが降りた店が目立ちます。白河もおなじような感じですが、やはり寂しいですね。
小澤氏も通勤用のアドレス125で参加。
それにしても小山氏のZZRはうるさすぎ。いつでも走る迷惑仕様のようです。



小出駅前で『へぎそば』を出す蕎麦屋さんを発見して入りました。写真のへぎ蕎麦で5合、約3人前だそうです。
これを一人一枚頼んでみました。
私は『のんびり食べると食べられないだろう・・・ダッシュしてガンガン行こう』と思い、一気呵成で食べきりました。

小澤氏は残り4玉くらいでギブアップ。
松田氏も完食で、小澤氏の残りも平らげました。
小山氏は・・・蕎麦アレルギーですので(汗)、、、カツ丼を食べてました。

蕎麦を食べたあとは、今度は入広瀬から只見に向かい、福島県に戻ります。

奥只見ダムで一休み。
このとき時間は午後1時半で、やはり甲子トンネルを通ったせいで時間を節約できたようです。



(つづく)

何で分割して書いているかというとですね・・・『先生のブログ、写真が多くて携帯から見れないときがある』、と言われたからなのです。。平にご容赦ください・・・。

甲子トンネルを越えて(1)

国道289号線の甲子トンネルがいよいよ先月に開通しました。

蕎麦打ちの同好会をやっていて、会員のつながりから国道289号線甲子峠早期開通を促進する運動にも参加したり、やはり地元住民の一人としてこのトンネル・峠の開通は待ち遠しいものでした。


南会津と中通りは地形的も自然環境的にも隔絶されていて、特に冬の交通は大変なものです。
新幹線に乗ろうにも羽鳥湖を越えて細い道を通らねばならず、この国道の開通は特に南会津の方々の悲願であったことと思います。

さて、、、じゃぁ行ってみましょうか。




待ち合わせの某コンビニ前で仰ぎ見る空模様。
朝6時少々前ですが、だいぶ寒いです。
寒くなると高くなる空。いいですねぇ。



さっそく集合して走り出し、甲子峠をあっという間に越えて下郷から南会津町へ。
今回は小排気量車によるお散歩ツーリング。
小山氏のZZR1100は、ガソリン補給用のタンカーとして参加。なにしろガソリンスタンドがないところを走りますので、ガス欠対策です。



奥只見へ抜け、尾瀬登山口の御池へ。
これから尾瀬に登る人が大勢いました。
紅葉には少々早く、10月半ばが見頃かも知れません。

ここからさらに走り出し、新潟県境を越え秘境と呼んでもおかしくない山奥を走ります。

(つづく)