趣味

海の日

毎年恒例の、海の日1泊ツーリングをしてきました。

例年通り今年も梅雨は明けておらず、カラッと晴れた真夏の一日とはなりませんでしたが、2日間を走り、食べ、飲んで、南三陸を楽しんだ休日でした。

メンバーはいつものM君、K君、あまり登場しませんが HK君と私の4人。走行2日で800キロ強というのんびりツーリングについては、後日あらためて書きたいと思います。


バイク整備(2) ステムベアリング交換

某月某日、友人M君宅のガレージでMyバイクのステムベアリングを交換しました。

梅雨の合間のある日、バイクでブイブイ走っていたら交差点で右に曲がるときハンドルに引っかかるような抵抗を感じまして、、M君にメールを送ると『それはステムベアリングがイッちゃってるかも?』と返信が来ました。

毎年海の日には仲の良い仲間と1泊でツーリングに出るので、それまでには直さないとまずいわけです。
、、と、安全上、ハンドリングの異常は非常に危険でもあります。

 まずはセンタースタンドをかけて直立させ、ジャッキでバイクを持ち上げます。
キャリパー、フェンダー、フロントタイヤを外し、フロントフォークを抜きます。
 次にトップブリッジとステムナットを外し、ベアリングを外します。



 三本足で立っているMyバイク。見れば見るほど不安定・アブナイ。ジャッキのアームに足でも引っかければ、一瞬でバイクが倒れる・・・に違いない(汗)
 このあたりはK君の仕事。下から鉄管とハンマーで器用にベアリングのアウターレースを抜きます。



 先に外した上側のベアリング。グリスがすっかり切れて赤錆仕様。これではハンドリングも異常なはずだ。。。放っておいたら大事故になっていたかも。
 2万キロ走れば交換した方が良いだろう、とのことで、上側・下側のベアリングを4000円で買って置いたので、取り合えず交換する事にしました。



 ここで大問題発生
 下側のベアリングのアウターレースが外れません(汗)アウターレースはベアリングのレールのような働きをしていて、簡単に抜けては困るのできつく圧入してあります。で、外すときにはわずかに出っ張りがあって、そこに鉄パイプなどを咬ませてハンマーで叩くと抜けるのですが、症例のFJはその出っ張りがありません。
 専用の高価な工具で外すようになっているのかも知れませんが、、、あいにくその設備はここにはなく、、、懇意にしているバイク屋にM君、K君と三人で借りに行きます。頼みの綱のバイク屋のご主人、、様々な工作機械の山の中にその工具を置き忘れたらしく、、さんざん探した挙げ句に『どこに置いたか忘れた』そうです。『あとで注文しておこうか』と言ってくれますが、買えば買ったで諭吉さんが飛んでいきそうな価格のようです。
 外せないならそのまま再利用と思いきや、Mくん曰く『これは新品交換が絶対。古いものは使っちゃダメ』だそうで、、とにかくこれを外さないことにはバイクには乗れない。重苦しい空気が漂いますが、突然M君に神の啓示が、、、、。

 『口で説明すると難しいが、あれとあれを買って組み合わせればOKかも?

 あれとあれ、とは、やたら大きいボルトとナット。そこにステンレスの頑丈なワッシャ。三品だからアレとアレと、さらにアレになりますが、、、。計・税込み248円ナリ。

三品を買い込んで戻り、M君が受けたという神の啓示の通りにやると、見事外せ、無事新品のベアリングを装着できました。

ギックリ腰?

土日は天気も良く、特に土曜は梅雨の合間の日本晴れのようだった。

日曜は早朝から家の裏庭の草むしり。
これがまたサボっていたため、生い茂った雑草でジャングルのような様相。

鍬のような?もので根ごと雑草を引き抜いて、1時間も作業するとだいぶ綺麗になった。
日も高くなってくると、とても暑い夏の一日のはじまりのようだった。

さてどこかにバイクで出かけようか?
そう思って立ち上がっると腰に鋭い痛みが走った。

慣れぬ庭仕事のせいで、腰を痛めてしまったらしい。
常日頃からの運動不足もあっただろうから、せめて準備運動でもしてからやれば良かったかな?と思ったりした。

痛みは、体を反るように直立すると下位腰椎の両側から腸骨稜の上縁あたりに出現する。
腰を前屈みにかがめていると痛みは出ない。
急性の椎間関節性の腰痛のようだ。

こういう状態の時は鍼治療が一番効果がある、、が、残念ながら自分で自分の腰にはハリは打てない。
とりあえず家の中くらいは歩けるのだが、安静に一日寝ていれば明日にはだいぶ良くなるだろう、、、

ところがせっかくの日曜日、天気もいいし寝て過ごすにはもったいない。バイクで出かけてみることにした。

家の前からバイクを押して方向転換させるときは、さすがに痛みがひどくて地獄を見た(汗) くじけそうになる。
それでもエンジンをかけて走り出せば腰は何ともない。

梅雨の合間のポッカリ晴れた日曜日の昼前。蒸し暑い国道を走り、気が付いたら福島県の北の外れまで来ていた。

国道脇の自動販売機で冷たいものでも飲もうかと思い、路肩にバイクを寄せて停まった。
降りようとしたら、やっぱり腰の痛みが強く出る。

幸い、出発する前より痛みが強くなっていることはないようだ。

もう少し北に行こうか、、それとも右に折れて海に向かおうかと考えていたが、勇気ある撤退で引き返すことにした。

国道を戻り、一番近いインターから高速に乗った。
中途半端に早い午後の時刻のため、まだ高速道路は空いている。

なま暖かい風を切って走ると、目の前には大きな入道雲がそびえている。
あの下をくぐると土砂降りの雨になるだろうか・・・。

そんなことを考えていたら、家の近くのインターまで来ていた。

翌日の月曜日、腰痛はほぼ全快。
バイクに乗ってストレスを解消した効果があったのだろう。
そういえば以前に日鍼会学術講習会で、福島県立医科大学・医学部長(元整形外科学教授)の菊池先生による腰痛の演題のなかで『ストレス性腰痛』について触れていた。
ストレスが腰痛の一原因になるのであれば、ストレスを取り除くことは治療になるに違いない、、と思う。


 ホイールを塗装後のFJ。
フロントホイールもサビが多かったので白で塗装。履いているタイヤはM君からいただいた(笑)6部山のミシュラン・マカダム100X。ブレーキのローターは廃車にしたK君のTZRから外したもの。マフラーはXJR1200用のヨシムラ・ドラッグ。これは八戸の友人から1万円という破格で譲って頂いた。我がFJは友情ともらい物によって走ってます。



 ヤフオクで1840円でゲットした電圧計を着けてみた。メイン電源はキルスイッチから、イルミネーションはヘッドライト近くにある、アクセサリー・ライトのコネクタから。漏電対策のため念を入れて5アンペアのヒューズを間に噛ませてある。
 古いバイクだとジェネレータやレギュレータがイカれ易く、事前に発生電力をモニタするために設置(ってか、見た目重視?)。
 アイドル(1.050RPM)付近では14ボルト。サービス・マニュアルで調べると正常範囲。