福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
なかなか明けない梅雨空をにらみながら、先週末の土曜と日曜は日本鍼灸師会の全国青年部長会議で行ってきた。
午後5時15分発のやまびこで東京へ。
車内に乗り込むと、まずはトランヴェールの今月号をめくる。 今月7月号の特集は読者を身近な不思議空間へ誘う『夜のぼうけん』。 たとえば水族館や動物園など、昼と夜の顔が全く違うところを紹介している。昼間のほか、夜も見学が可能な施設が多いのには驚く。
もっとも動物や魚類の中では夜行性のものが大変多く、夜は夜でまた新しい発見があるのだろうと思う。
話は変わるが、月曜の夜(昨夜)、仕事を終えて帰宅し、遅くまでバイクいじりをしていたのだが、まっ暗い庭の草むらの中にほのかに緑色を帯びる小さな明かりを発見。こんな近くにホタルがいるとは思わなかった。 日曜は午前11時から全国の鍼灸師会の青年部長が集まっての全国青年部長会議に出席した。 昨年度の事業報告と今年度の活動予定の発表や、10月に東京で開催される日本鍼灸師大会での青年部担当の企画の打ち合わせなどを話し合った。
開催に先立ち、相馬日鍼会会長から挨拶があった。続いて近藤日鍼会青年部長の挨拶。昨夜の会議の打ち合わせでは討議内容の目玉である『鍼灸師の未来の展望』の方向付けについて、近藤部長はだいぶ頭を悩ませているようだった。 ブロックや師会青年部での活動報告では、九州ブロックでの九州一周駅伝大会でのスポーツボランティア活動が光っていた。これは九州各県の選抜ランナーが文字通り九州一周の駅伝を行うが、通過する県の鍼灸師会青年部の先生が選手の宿泊する施設を訪れ、鍼灸・マッサージを行うボランティア。 我が福島県でも毎年青年部を中心にして郡山シティマラソンにスポーツボランティアとして参加しているが、九州ではブロック各県の青年部が連絡を密にし、同様の治療をどこでも提供出来るように共通の勉強会を行っていたそうだ。
我が福島県鍼灸師会・青年部長の竹村先生(いわき・身体治療院)から、『ボランティア治療の時、不測の事態に備えて加入している保険は?』との質問があった。
一昨年になるが、新潟中越地震の際、避難所での被災者の窮状を知りボランティアに真っ先に駆けつけたのはこの竹村先生だった。
午後4時、定刻通りに会議は終了。
前日遅くまで会議の準備で動いていたので、会議後の懇親会は辞退させて頂き、早々に退散した。歳取ったなぁ、、と思う(涙)
帰りは、上野までは竹村先生(常磐線で帰るため)と、その先東京までは香川の横山先生と一緒だった。17時20分発に乗り、大宮を過ぎるあたりで雨が降ってきた。土日の東京は、雨は降らなかったが梅雨空で涼しい方だったらしい。
日曜日は日本鍼灸師会青年部の委員会で東京へ。
貴重な日曜日ですが、これも仕事だと思いつつ東京に着くまでの間、車窓から流れる初夏の景色を楽しんでました。
毎度登場、『トランヴェール』 今月号は会津若松の繁栄の基礎を作った蒲生氏郷の特集。豊臣秀吉の時代に数々の功績により、当時12万石だった伊勢から92万石の陸奥国会津(黒川城)へ移封された。移封にともない、蒲生はもともとの郷里の近江・日野から商人を呼び寄せ、会津の城下町を繁栄させます。
会津若松の『若松』の由来は、生まれ育った近江国蒲生郷の『若松の森』にちなんで、当時呼ばれていた『黒川』と言う地名を『若松』に改名したことだそうです。また氏郷の幼名は『鶴千代』と言い、鶴ヶ城の名もこの幼名から付けられたと言われています。
コーヒーを飲みながらトランヴェールを読んでいると、いつの間にか新幹線は上野へ。
鍼灸師会館がある大塚には、上野から乗り換えて山手線で15分くらいです。
山手線のホームで列車を待っている間、東京の青空を久しぶりに見ました。
私は福島県唯一の鍼灸の専門職の団体福島県鍼灸師会の理事をしていますので、休日は年に数回の割合で理事会に出席します。
前日は前の日記の通り、『みずほ旅館』で合宿勉強会をしまして、翌日の5日・日曜日の理事会の模様です。
写真は理事会の資料一式。
毎度毎度盛りだくさんの会議内容で、事前に資料を用意する鍼灸師会副会長・総務部長の中沢良平先生(一寸法師ハリ治療院院長)には頭が下がります。
我が鍼灸師会は2年に一度役員改選があります。
今年度がその年にあたりまして、新役員の人選に入るわけですが・・・。
役員もして
される役員は
に等しく、毎度
にはならず
による
を行っております。(伏せ字は疲れます・汗)
写真は鍼灸師会理事・役員の先生方。
この日は夕方4時まで会議し、その後は鍼灸師会青年部の総会、懇親会を行いました。
青年部の総会では、竹村青年部長の立候補表明と、次年度の活動について話し合われました。
青年部の18年度活動は主なもので次の通り。
1)治療院見学ツアー
2)毎月・各月開催の勉強会
・中医学、その他各治療法、
・経営講座、開業講座、
・ホームページ講座、
3)日鍼会全国大会参加、
4)東北鍼灸学会参加、
5)臨床研への受講生派遣、
6)各種ボランティア活動、