福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
我が家に来て12年になる犬(ムック)が、1月に亡くなりました。
“変な話だけど、親の死に目より悲しかった”という話を良く聞かされますが、ペットロスを十分味わってしまいました。
雑種の中型犬では、12歳というのはまぁ寿命ではないですか”とも、犬に詳しい方には慰めに言われましたが、もっと長生きしてほしかった。
火葬するまでは家族じゅうで泣きました。
もともと捨て犬だった生後間もない子犬を患家のご主人が拾ってきて、私が譲り受けた犬でした。
震災の年に柴犬の子犬を貰い受け、子犬は手がかかるので、どちらかといえばその犬ばかりかわいがっていたように思います。
正直、とても悔いが残ります。
上の子は中学1年、下の子が小学校5年の時に我が家に来て、たくさんの思い出を作ってくれました。
また身近な家族の死という事で、多くのことを子供たちは感じたようです。
悔いが残りつつも、ムックには感謝しています。
3月16日(日)は、日本鍼灸師会の合同委員会で東京へ行ってきました。
わが福島県鍼灸師会の中沢会長は、日本鍼灸師会の介護予防委員もされていて、私は組織委員をやらせていただいているので、仲良く新幹線で一緒に行きました。
会議とはいえ昼過ぎには終わるので、中沢先生のお誘いで東京大学を見ながら上野の科学博物館で開催している『医は仁術』展を見ようという事になりました。
(画像提供:一寸法師ハリ治療院・中沢良平先生)
そうそう、中沢先生のご子息はめでたくこの春に鍼灸大学を卒業され、東京大学医学部病院の内科で研修をされるという事です。素晴らしいですね。
というわけで、写真は赤門です。
ここから歩いて中を散策し、文学部から三四郎池へ。
都内のど真ん中にこんなに静かなところがあるというのは、実に不思議な。
続いて医学部へ。
建物上部のレリーフは、古代ギリシャ時代の医院の診察風景でしょうか。
この後、三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎の旧岩崎邸を見学しました。入場料400円は偉大な中沢大先生が払ってくれました。ありがとやんした!
上野公園の寒桜も今日は満開。
スーツを着ているとちょっとばかり汗ばみます。
科学博物館で企画展の『医は仁術』展を見ます。
昨日からの展示ですが、中はだいぶ混んでいました。
日本漢方、鍼灸、オランダ医学、ドイツ医学と様々な展示があり、本邦の医学の変遷が見て取れます。
写真は江戸時代の産科の教科書。この展示は一部を除き撮影OKです。ストロボはダメだそうです。
これは産科の模型。
現在も同様のものを産科学では使いますね。
混んではいましが、たっぷり見学して、御徒町の居酒屋で乾杯。散々歩いたのでビールがうまい。
ここで中沢先生ご子息とわが娘の卒業祝いをして、じつはちょっぴり飲みすぎて翌日は二日酔いでした。
妊活を応援するフリーペーパー『ジネコ』の2014年春号を配布しております。
内容は・・・いつもの、有名クリニックの先生方がモデルさんばりにオシャレしての自院PRですが、排卵誘発法や培養、移植法の様々な工夫がわかり、なかなか興味深いです。
また、いろいろな悩みを抱えてのQ&Aでの回答は、大変勉強になります。
無料ですので、ぜひお持ち帰りください。