福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
来る8月4日(日)に、郡山駅前ビッグパレットにて、福島県鍼灸師会主催、全日本鍼灸学会東北支部共催で、県民公開講座が開催されます。
8月4日(日)
午前10時30分(10時20分会場)〜正午
会場
郡山ビッグアイ市民交流プラザ大会議室
講演
東洋医学の知恵と実践 『夏に負けない体作り』
講師 福島県立医科大学 会津医療センター
漢方医学講座准教授(鍼灸師) 鈴木雅雄先生
今春開所した、県立医大会津医療センターで漢方医学講座鍼灸担当の准教授、鈴木雅雄先生による、夏バテ予防などの自己養生などの内容になります。
ぜひご参加下さい。
一般社団法人福島県鍼灸師会 副会長・学術部長 三瓶
たまには趣味の話題と言うことで、GW中のバイクのツーリングについて思い出しながら書いてみます(^^)
今回の行程図です。
出発の5月3日は、GWでも我が鍼灸師会の理事会。
新法人移行後の初の理事会なので、欠席できず。
理事会閉会後の午後3時過ぎに郡山を出発。
2日の早朝から中央道経由で出発したオザワ君はどこまで行ったかな〜
コヤマ君は埼玉で仕事して、都内を抜けて激混みが予想される東名で向かうそうな。
両名とも淡路島で合流とか。
私は磐越道・磐梯熱海インターから北陸道まわりで行けるとこまで行きましょう〜〜
新潟、米山を過ぎたあたりで日が暮れてきて寒い寒い。
インカムからiPhoneの音楽を飛ばしてのんびり巡行。
GWとは言え、途中金沢過ぎたあたりの電光掲示板で気温が5度!だってさ〜
いや〜えらいこっちゃ、、、寒いわけだ。
とりあえず、福井北インターで下りて、人生初のスーパー銭湯に夜の11時過ぎに潜り込む。
スーパー銭湯も激混み。
仮眠室に収まりきらなくて廊下まで寝ている人がいた。恐るべしGW。
とりあえず少々仮眠しようとしたが、隣のおじちゃんが変な寝言+睡眠時無呼吸みたいでときどき無呼吸発作を起こし、気になって(^^;;眠れず。
夜明け前にもう一回風呂に入り、さぁ出発!
この日は福山(広島)で、四国を回ってきたコヤマ君オザワ君と合流の予定。
6月9日(日)は、千葉県鍼灸師会のお招きで生涯研修会の講義をしてきました。
内容は、不妊症、特に体外受精などを受けている患者さんへの治療の対応などでした。
最近、当院へは自然妊娠を目指すプリママさんより、体外授精での成功率を上げたいためにいらっしゃる方が多くなりました。
・妊孕性を向上させる基本治療
・子宮内膜の状態を改善させるための治療
・採卵などで、よりよい質の卵を得るための治療
以上についてお話しさせて頂きました。
妊孕性の向上については、テレビなどに良く出ていらっしゃる大家族・石田さんを例に挙げ、なぜ授かるところには授かるのか、とお話ししました。
石田さんご一家には9人のお子さんがいらっしゃいますが、上の子と下の子はだいたい2歳違いです。
妊娠が1回で10ヶ月、授乳すれば約1年くらいは月経が停止する(排卵も停止する)と言うことになります。
・無駄な排卵はしていない(卵原細胞の温存)
・月経の回数が少ない(子宮内膜症罹患の確率が少ない=免疫的に妊娠しやすい)
以上が『授かりやすい』ことに繋がるのではないかと考えています。
子宮内膜症については、軽症ほど生理活性(免疫の過剰)が強くなり、たとえば着床障害の原因にもなりますし、卵管の運動性が落ちて(ピックアップ障害)、自然妊娠もしにくくなると言われています。
子宮内膜症ですよ、と診断された患者さんばかりではなく、長く不妊であれば子宮内膜症体質を視野に入れた基礎治療は、自然妊娠ばかりではなく体外授精などを行う患者さんにも必須であると考えます。
この日の講義時間実技も含めて2時間でした。
16日の仙台のセミナーは座学+実技で4時間ありますので、もっと内容の濃いお話をしたいと思います。