福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
今年は昨年以上に研修があって、休日がない月が続きました。
そんな中で、ぽっかり二日休める日があり、久しぶりにバイクでキャンプツーリングに出ました。
行先は、鳥海山が後ろに迫る日本海の海沿いのキャンプ場。
バイクは遠出するときに乗る大型ではなく、250のスクーターで。
東北道・大和インターで降りて、栗駒高原を越えて秋田県に入ります。
秋も遅くなった早朝の高速は寒かったな、と感じました。
一年は早いもんですね。
鳥海山の北のふもとをかすめて、午後にキャンプ場に到着。
さっそく手続きを済ませてテント設営。
松林の中にある、清潔なキャンプ場。
その後、併設してある温泉へ。
さぁひとっ風呂!
風呂の後は、そのま街に買い出ししに行き、まだ日が高いですが、え〜い飲んじゃえ(笑)
秋も深まったのに、まだしぶとく蚊が飛んで吸血しに来るので、蚊取線香を全開バリバリに。
蚊を退治している間にとりあえず夕日でも見に行きますか。
松林を歩いて抜けて海へ到着。
なんか曇ってますなぁ。
しかも波が相当高く、荒れた日本海です。
まだ夕日が沈むまで時間がありそうなんで、砂浜をさすらっていると足元に・・・異国のライターの破片が!
海の向こうは外国なんですねぇ。
背後は鳥海山。
こちらも雲がかかっています。
いい時間になって、太陽も降りてきました。
だんだんと日没になってきましたが、寒いのと曇っているので夕日鑑賞を断念し、もう一回風呂に入り直し。
すっかり温まってそのまま寝袋で爆睡
真夜中に空腹で目覚め、食材を買っておいたのを思い出し、深夜2時のすき焼きパーティ@1人で。
翌日、早朝にもう一回目覚め、そのままテント撤収。
朝食は、真夜中のすき焼きの残り。
出発して鳥海山を眺めます。
今日はすっかり晴れ渡り、実にいい天気。
まだ朝早いうちに最上川のほとりにきましたが、川霧が出てきてきれいでした。
家についたのは昼過ぎでしたが、のんびり遊んできて大満足でした。
11月9日の日曜日に、公益社団法人群馬県鍼灸師会のご依頼で不妊症の鍼灸治療について講演させていただきました。
内容は、不妊症(女性・男性)についての全般的な話から始まり、当院の治療についてで、座学が約90分、実技が90分でした。
(マイクを持ってくださっているのは、座長の秋森先生。不妊鍼灸ネットワークの会員でもあります)
子になかなか恵まれないカップルは、10組に1組から最近は7組に1組と言われています。
なぜ授からないのか、については、当院では1)男女ともストレスや生活リズムの乱れなどによるホルモン環境の乱れ、2)女性では妊孕性を阻む子宮内膜症体質の増加にあると考えています。
1)ストレスによるホルモン環境の乱れについては、
・卵巣での卵胞、卵子成長と、排卵から月経に至るまでの周期は、体内時計の狂いによって乱れます。
・排卵障害の原因の一つである高プロラクチン血症などは、ストレスによって起こる場合もあります。
2)子宮内膜症体質については、
・初潮年齢の低年齢化(これについては諸説ありますが)
・結婚年齢の高齢化
以上による【妊娠なき月経回数の増加】により、診断はされなくともごく軽症の子宮内膜症や、子宮内膜症になりかけの月経痛を主とした月経トラブルを抱えた女性が多くなっています。
たとえば、テレビによく出ていた大家族の石田さん一家の場合、7男2女9 計9人のご出産歴を見てみるとほぼ2年に一回くらいご出産されています。
妊娠は10ヶ月、その後に母乳で赤ちゃんを育てると約1年、つまり約2年近く排卵が停止します。
つまりその間月経が停止することになり、石田家のお母さんは、生涯で経験する月経の回数が少ないといえるでしょう。
一方、子宮内膜症は、
・月経が規則正しい方ほどかかりやすい
・30日周期よりも29日、28日と、短い日数で月経が来る方ほどなりやすい、
と言われています。
(生殖医療のすべて:堤治先生より)
以上、妊孕性を向上させることにつながることは、下記にまとめてあります。
http://www.sanpei89in.com/tex/funin.html
最後に記念撮影。
一般公開だったそうで、看護師さん、助産師さん、薬剤師さんも聴講されていた、ということでした。
、
今日、平成25年10月27日は東京の日本鍼灸会館で鍼灸師会の合同委員会でした。
福島県鍼灸師会では、中沢会長が日鍼会介護予防委員会委員、私が組織員会員なので、そろって合同委員会に参加してきました。
たまに東京に出るのはいいですね。
・・・というネタは置いといて、
ナット・キング・コールでおなじみのStardust。
美空ひばりは、演歌から都都逸、ジャズのスタンダードを歌ってもお見事!
やはり歌謡界の女王なんだと思います。
ぜひお聴きください。