福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
今日(木曜)は受付も朝の10時半まで。
一週間のうちでもとくに変な?診療時間のため、来院する患者さんは毎回同じ顔ぶれの、どこかのんびりリラックスした診療日です。
今日は受付時間が終わってから、ある高齢の女性の患者さんがいらっしゃいました。
もう20年来も、いや親の代からだから、もしかしたら私が知らないだけで40年くらい、腰が痛いと言っては通い、肩が凝ったといえば来院していただいていたかも? そんなおばあちゃんだったかもしれません。
現在の場所に治療院を移転してからは、なかば慢性化した顔面神経麻痺を根気良く通院して治療し、治ったようなこともありました。
この患者さんは、高齢のためか予約診療というものをまったく理解していないのです(汗) こう書くと誤解がありますが・・・
別に予約しなくたって診療は出来ますが、私も人間ですので、体調やさまざまな事情で休診しなくてはいけない場合もあるので、不在のところにいらっしゃっては誠に失礼だと思うのです。
まして腰が痛かったり、膝が曲がらないとか、そんな近所を歩くのにも不具合があるわけですから、『○▲さん、、私がいなかったらせっかく来ても無駄になるから、せめて電話してから来てね』と毎回やんわりと伝えています。
『先生がいなかったら、またあとで来るからいいんだ』と、そんな忠告も笑って聞いてくれない(汗)。。
何かのついでに鍼治療をしにきたわけではなく、私の治療を受けたいだけに、80歳をとうに越えた患者さんが来てくれるというのは、実に治療者冥利に尽きます。
今日は特別に元気になる鍼を打ちましたから、どんどん若返ってくださいね。
当院では、少々若かりし頃には?元気に来院されていたいたけど、高齢などで来院しにくくなった患者さんについて週に3軒と、不定期で2軒の往診をしています。
良く来てくださいました・・・と、患者さんだけではなく、その家の可愛いペットも出迎えてくれます。
少々紹介いたします。
87歳になる上品なおばあちゃんの家に住んでます。
マーブル模様のミニチュア・ダックスのてっぺい君。
まだ生後1年未満で、往診に行くたびに『遊んでよ〜』と うれしょん(汗)をしながら駆けずり回ります。
だいたいワンコは全身で喜びを表しますが・・・
毎度の喜び様はこちらまで嬉しくなります。
和猫のももちゃん。
性別♀、、年齢不明、、、避妊手術していて、そのためコロコロと太ってます。まるでタヌキです(笑)
ぎっくり腰を患って、なかば寝たきりとなっていた97歳のお爺ちゃんの家の猫。
“マホメットのM”といわれる額のMの字もくっきり。
マホメットは猫が大好きで、トラ系の猫の額にはマホメットのイニシャルのMの文字があるとか・・・。
治療をはじめると、なぜか忙しそうに私の足下を何度となく行ったり来たり往復するのでした、、が、やっぱり遊んで欲しかったのでしょう。。。
抱っこしたら次から膝に乗るようになりました。
その後何度も治療を行い、お爺ちゃんはめでたくリビングで食事が出来るように回復したのでした。
春の足音が聞こえだしたと思ったら、毎度おなじみの花粉症の症状を訴える患者さんが多くなってきました。
前にも日記に書いたことがあるのですが、私は以前はひどい花粉症でした。
しかしある時期、蕎麦打ちにはまって毎日蕎麦を打ち、当然毎日、それも朝晩二食、蕎麦だけ数人分も食べるような食生活が続き、その翌年からぱったりと花粉症がなくなりました。
そんなことから思いつき、数人の患者さんにある事をおすすめしてみました。
ほとんどの方は途中で飽きてしまって挫折しましたが、一人の患者さんは1年、2年と続け・・・
1年を過ぎた去年は症状も大変軽く、多少鼻炎の症状があるくらいで、目のかゆみや喉の痛み、いがらっぽさはなかったようです。
今年、、先週来院したときは、もちろんスギ花粉の飛散も少ないのでしょうが、全く症状はありませんでした。
これからの春が深まってきたとき、どのようなものか非常に期待しています。
症状が昨年よりさらに改善しているときは、その『あること』を公開したいと思います。
実は・・・この方法で過ぎ花粉症に効くサプリでも開発して大もうけしようと思っていましたが(笑)面倒なのでやめました。