趣味

秋の夕日の旅

もう数年前になる秋の旅の写真が出てきました。

毎年、秋は学会やら研修会やらが目白押しです。

バタバタしている中にもぽっかり空いたとある連休。
天気も良さそうだったので新潟の村上のはずれまで夕日を観に行きました。



このシートと16インチの白ホイールを履いていた頃だから3年前くらいになります。

村上市のちょっと北、野潟という海水浴場の駐車場にテントを張ります。

夏は海水浴場兼小さなキャンプ場。
シーズンオフはキャンプ場として営業していないのですが、通りかかった地元の漁師の方に尋ねたら、自由に泊まって良いとのこと。

テントは、漁具をしまう小屋の裏に隠れるように張りました。

お待ちかねの日没。

日本海は太平洋のように、夏が過ぎても荒れるここもなく、静かな海原です。

夕日ショーが始まる前に、防波堤をカウンターにしてまず一杯。グラスが・・・色気のないのはご愛敬(笑)



9月の半ば過ぎ。
それでも沈む夕日には真夏の余力が感じられます。

ひんやりした潮風に寂しさ漂う、と思いきや、写真に写っていないだけで、まわりにはタコを狙う漁師さん、黄昏の渚にロッドを振るう釣り人さんたちがたくさんいます。



だんだん太陽も沈んできました。

通りがかる漁師さんからバナナの差し入れ。
どうやらタコは獲れなかったようでした。

『タコ獲れたら喰わしてやれたのに』と笑いながら去っていく漁師さん。



夕日を見終わったら夕餉の支度です。
村上市内のスーパーで仕入れた食材で、ジンギスカンを焼いて食べました。



夕日が沈んだ後の海原。

この後は沖にイカ漁の灯り、空には星。

なかなか良いものでした。

白河MEN 新蕎麦例会のお知らせ

今年も新蕎麦祭りの季節となりました。

下記の通り新蕎麦例会を行いますので、お知らせいたします。

今回の粉は、山形産・石臼挽きを使います。

すでに蕎麦は打てる方、まるっきり初めての方、お子様連れでも楽しく蕎麦を打ってみましょう!

           記

日 時 平成21年12月6日(日)
     午前8時45分〜 (試食・会食は12時〜)

場 所 白河市旗宿 関の森公園
     水車小屋(試食・会食は農村交流センター)

参加費 蕎麦打ち体験・大人一名800円(5人分の蕎麦粉付き)
    試食・会食  大人一名800円(食べ放題です!)
    (中学3年生まで無料)

参加申し込みは、下記フォームメールから受け付けます。また当院への電話での申し込みでもけっこうです。

http://www.sanpei89in.com/cgi/form2/mail.html

三瓶鍼療院
電話:0248-27-1846

成田航空博物館へ(2)

だいぶ不妊症について書きましたので、この話題は一休みします。

成田航空博物館での、DC-8のシミュレータ操縦に話題は戻ります。



朝10時半からのフライトで、機体はノースウエストでした。JALのDC-8は、ビートルズが来日した際に乗ってきた飛行機として有名です。

機長席や副操縦士席もすでに押さえてあったので、のんびりゆるゆるとシミュレーターに向かうと、カブスカウトの集団が賑やかに搭乗を待ってます。

引率していたボーイスカウトの男性が・・・
『ゲームとは違うんだぞ〜 難しいんだぞ〜 ヘタすると落ちるんだから。。。』と子供たちに説明しています。

うんそうだ、、墜落すると恥ずかしいから、実は3日前からプレステの『ジェットでGO!』で練習をしていたのは秘密なのだ(笑)

待っている子供たちは、この中から機長や副操縦士が選ばれると思っていたようなのですが・・・今日は大人も子供も関係ないのです。。。人生はサバイバル・・・ブン捕ったキャプテンシートは渡しません。



係の人から簡単に説明を受けて、まずはタキシング(地上滑走)。
4発機だから4つ一列に並んでいるかなり重いスラストレバーをほんの少し前に押します。

ここで係の人が後ろから乗り出し・・・
『あ、そんなに押さなくて良いです。。少し戻して・・・』とあわてて制止します。

離陸前は操縦桿ではなくて、左側にある地上滑走用の小さなステアリングを操作します。
機体が滑り出すと、路面からのショックがシートに伝わります。当然ですが窓の外の景色も流れていきます。

あり得ないことですが、、操縦席の後ろには乗客としてカブスカウトの一団10名なりが乗ってます。
滑走中の路面のショックと流れる景色・・・ガキンチョどもも盛り上がってはしゃいできました。

ここでラダーやエルロンなどを操作して、滑走中にテストしたりするのですが・・・小さなステアリングを操作しての地上滑走はなかなか難しく、ラダーやエルロンの仕業点検はすっかり忘れました。

コーパイ(副操縦士)は我が家の長女(高3)。
管制塔との交信がないので、お仕事と言えば離陸・着陸時のギアアップ・ダウン(車輪出し入れ)と、フラップ(補助翼)操作のみ。

速度計を読んで、ブイワン(離陸取りやめの限界速度)、ブイツー(ここまで速度が出たら、故障でも何でもいったん離陸しなくちゃダメな速度)、ローテーション(機首引き上げ操作を行う速度)などと声をかけるのですが・・・それは勝手に機械が声を出してくれます。

滑走路上で一旦停止し、スラストレバーを目一杯前に倒して全開で離陸のために滑走します。
ガッタン、、ガッタン、、、けっこう機体が揺れます。

V1、、、、V2、、、、ローテーション、、で操縦桿をそっと引きます。

おぉ、、飛んだ飛んだ! 途中で景色がワープして、いきなり成田上空へ・・・

しかしジェットのくせに高度は低い・・・速度も遅い・・・何か変だと思っていたら・・・

『実は景色はセスナで飛んで撮影したんですよ』と意味深に言う係の人。

ふ〜んそうか、、
とそのときは思っただけで、少々揺れる機体に合わせて操縦桿を操作したり、どっぷりパイロット気分にひたっていました。。

犬吠埼を目指してからまた成田空港に着陸するローカル・フライト、、、しかし、、、やってくれるよシミュレータ(汗) まんまとやられてしまったのでした。。

(最終回へつづく)