趣味

往診快速号物語(3) 白河へ 

 八王子からは、中央道・首都高を通らずに16号線を使って東北道・久喜インターを目指します。
 これは曲がりくねってでもペースの速い首都高を走り、万が一シグナスを落下させたら、、(汗)という危険性を考慮してのことです。


 軽トラに乗せたシグナス号。見た目はほんとに事故車。。。
 朝の10時ちかくに八王子を出て、約3時間くらいで久喜インターの近くまで来ました。
 朝の雨模様とは打って変わって、風は強いが快晴のお天気。とりあえず昼食を摂ります。モツ煮込み+海鮮丼+うどんのセットで約1000円ナリ。


 昼食後、のんびりと走って久喜インターから懐かしき東北道に乗ります。
 謙虚?に一番遅い左のレーンをのんびりと走ります。北上するに連れ、北西の向かい風がだんだん強くなり、ハンドルが大きく取られたりします。


 慎重に運転しましたが、ここで辛抱たまらず、M君に運転を代わってもらいます、、、が、M君、4駆に切り替えて追い越し車線をバンバン飛ばします。
 写真は、軽トラの窓から、『怖いから飛ばしちゃいや〜ん』と訴えるシグナス号。

往診快速号物語(2) 八王子へ

某月某日、日曜の早朝に白河を出発します。

この日のシグナスを載せるのは、なんとスバルのサンバー。近所の農家からお借りした通好みの軽トラです。

軽トラで八王子往復はしんどいのですが、この日のマゾ的ドライブに付き合ってくれるMくんは、なんとポータブルナビとETCをセットしてくれました。

八王子は、白河からだと東京でももっとも遠く、行きにくい場所です。どうやったら一番最短時間で行けるか・・・
幸い東京での大学時代に運送屋でアルバイトをしていたという白高の後輩でもあるT県警の患者さんが『日曜なら首都高〜中央道が一番早いですよ。。日曜なら渋滞はありませんからね』と教えてくださいまして、素直にそのコースで行くことにします。

(写真は帰り道)
ナビとETCを装備したハイテク軽トラ。
早朝の東北道では必殺技のETC・W通勤割引などを駆使し、浦和料金所から首都高へ突入します。
福島ナンバーを掲げたこの軽トラも、まさか首都高を走ることはなろうとは・・・(汗)、、実は3年前にもこの軽トラで首都高・湾岸線を通って川崎まで行っていたりします。


浦和料金所を過ぎたあたりから大粒の雨が降ってきます。

ETCとナビのおかげでスムーズに走り、外環から5号へ入り、サンシャイン60を左手に見ながら豪雨の中を走ります。
竹橋ジャンクションで2キロの渋滞に引っかかりましたが、おおむね順調で、4号新宿線に分岐して入ります。

このあたりは下道では飯田橋・信濃町など、学生時代に歩いたところでもあり、ちょっぴり懐かしさを感じました。

新宿を過ぎるあたりでは車の流れも相当早く、軽トラではさすがに辛いものがあります。

雨足はやや弱まり、無理せず走っているとやがて中央道に入ります。

天気が良ければユーミンの『中央フリーウェイ』を口ずさみながら軽トラのドライブを楽しむところですが、バイクに引き取りに行く天候としては最悪のお天気。“♪この道はぁ〜まるで滑走路 天国に続くぅ♪”と歌ってしまいそうなお空模様。歌うのはやめました。

(つづく)

往診快速号物語

だいぶ日記に穴を開けてしまいました。

友人M君が持っている125のスクーターの身軽さがうらやましくもあって、あれがあれば往診にいいかも? なんて思っていました。

ある日突然、Mくんから出物の125のスクーターがヤフオクに出ているとメールがありまして、、、

出品地:東京:八王子
スタート価格:5000円(爆安)
車種:ヤマハ シグナス125D
備考:事故車

Mくんによると、割とかんたんに修理できる車両のようで、格安でゲットできれば修理代(部品代)と八王子までの引き取り料をいれても相当安く上がる、、とのこと。

、、、で、当然入札しました。

オークション終了までまだ日数があり、安くても事故車なんだから、入札もないだろうと思って、すでに落札したような気でおりました、、、、

、、、、が(汗)

オークション終了間際でバンバン入札が入ります。
もうやめようかと思いましたが、最後に1万円くらいで入札したあと、終了3分前で他の方が入札しました。

喧嘩上等!

ついつい、売られたケンカは買ってしまいます(汗)

成り行きを静観していたMくんも、携帯にメールで『張り込め』と指示を出してきます。

アドレナリン・フルブーストとなり、つい熱くなって入札。オークション終了1分前入札→自動延長、、と何度繰り返したでしょうか。
結局、1万8千円で落札しました。

このあと出品者と連絡を取り、引き取りの段取りをたてます。

(つづく)