福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
急な大雪が降ったり、突風の吹き荒れる大荒れの2月も去り、3月の声を聞いたら突然に春が訪れたようです。
通勤の車窓から差し込む陽差しはまばゆいばかりに輝き、青く澄み切った空を背景に仰ぎ見る那須の山々のくっきりしたシルエット。
長かった辛い冬が去っていき、約束された春の訪れを実感します。
昨日は昼から今年初めてのバイク乗り。
冬用のジャケットを羽織って、郡山方面へぶらっと散歩に出かけました。
久しぶりにブン回すエンジンも、ちょっとだけ気遣ってゆっくりとアクセルを開けていきます。
もうどこも雪はないだろうと油断し、帰り道に天栄村の山道へ入り込み、ドロドロの雪道に入り込んで立ち往生したり・・・。
春風が心地よい、休日の午後でした。
2月9日は夕方から大雪でした。
湿った重い雪・・・春雪なのでしょう。
10日の朝起きたら、膝下くらいまで雪が積もっていました。
この日は朝から蕎麦とうどん打ち。
久しぶりに自分で打った蕎麦が食べたくなり、また知人宅を訪ねるのに、土産にするために打ちました。
天栄村・京井原(きょいはら)産の粉。細かく上品な色合いからして機械挽きでしょうか。
打ってから食べても喉ごしと香りが秀逸でした。
もちろん、田舎仕様の太麺ではなく、細切りにしました。
続いて、蕎麦だけではなんですので、久しぶりにうどんを打ってみました。
国産中力粉+5%の片栗粉を添加・・・。10%濃度の食塩水で加水率40%くらいで打ちます。
コタツで2時間寝かせ、そのあと袋に入れて足で踏み・・・なかなかの重労働ですが(汗)
その後の伸しはもっと重労働・・・。
気が付くと、捏ね鉢に残った切れ端の蕎麦を食べる愛犬の姿が・・・まだ茹でていないんですが・・・
これがホントのワンコ蕎麦か?
蕎麦・うどんを打ち終えてからは、ガレージに篭もってバイクいじりです。
この日はホイールとスイングアームを外してリンクにグリスアップ。
翌日は前後のブレーキの清掃とピストンの揉み出し。
のんびりした連休でした。
寒くも辛い冬のある日、腰痛で来院されている方からとても嬉しいお話しを伺いました。
治療院を今の場所に引っ越し、引っ越し前の治療院から続けて来院されていた、頑固なギックリ腰の患者さんのお話でした。
あまり詳しくはかけないのですが、新しい夢を持って新天地の外国に移住され、大成功をおさめたとのこと・・・。
移住する前に、
『もう日本を離れますので、先生の治療は当分受けることが出来ません。でも移住先でがんばれるくらい良くなりました。』と言ってくださり、もう3年の月日が流れてしまいました。
日本での事業に見切りを付けて、50歳を過ぎてからの大決断でした。
今も、『あの○●さんどうしているだろうか?』などと、思い出すときがあったのですが・・・。
そのお話しを聞いたときは、涙が出るほど嬉しかった・・・。
ただあまりにもお仕事が忙しくなりすぎ、持病の腰痛で参っているらしく、その国でも鍼灸を試したらしいが、はかばかしくないと言うお話しでした。
故郷に錦をかかげて戻ってきたときには、ぜひまた治療に伺って欲しいものです。
そして逆転ホームランのお話しでもぜひ聞かせて欲しいと思っています。