福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
いよいよ東北地方も梅雨明けとなりました。
本日は午後休診。
専門学校の授業も今年は後期で9月から。
と言うわけで、またもバイクでお散歩してきました。
はじめは梅雨明けの海でも行こうかな?と考えていたのですが、診療を終わるのが遅かったのでコースを急遽変更。
友人M君の散歩コースをトレースし、白河〜下郷町〜会津若松市〜大内宿〜下郷町〜白河、のランチ散歩コース。
白河から羽鳥湖高原を抜け、国道118号線に出て、下郷町直前の蝉トンネル手前にて。
写真には写っていませんが、手前には鶴沼川という羽鳥湖から流れ出る渓流が流れています。この川は会津大川(阿賀野川)に流れ込み、新潟で日本海に注ぎます。白河を流れる阿武隈川は宮城県で太平洋へ。さっき越えた羽鳥湖高原は、太平洋側と日本海側へ流れる川の分水嶺になっています。
このあたりの山は、見慣れた丘陵のような山ではなく、足元から急にそびえ立つような山容です。冬はもちろん豪雪地帯。
トンネルとは反対側の山の様子。こんな谷の間を走る118号線は冬の厳しさとは打って変わって、夏は木々の緑のトンネルを走る森林浴コースです。国道の気温表示は30度。
岩に染み入るわけではありませんが(笑)、芭蕉のようにアブラ蝉の声を聴きながら一休みしていると、やっと来た輝くような夏の訪れを感じます。
下郷町の塔のへつりの近くからで国道121号線に入ります。右折して会津若松を目指します。この国道は、その昔会津の殿様が参勤交代で江戸に向かった街道です。
場面が変わり、会津ラーメンの美味しい『牛乳屋食堂』へ。北国のお店らしく、入り口は三畳ほどの空間を持たせた二重の玄関になっていますが、なんとこのお店はこの空間にもエアコンを置いて、順番を待つ人を涼ませてくれます。(それだけ混んで繁盛している美味しいお店です)
会津のラーメンは魚のダシが強く利いた太めの麺で、喜多方ラーメンと似ているところがあります。先週喜多方に行って懲りたので(涙)、今日はリベンジと言ったところ。
お店に着いた時刻は午後2時過ぎ。平日なので私の他にはお客さんは2組だけ。
オーダーしたのは、ラーメン+ソースカツ丼(半量)のBセット950円也。配膳されて気がつきましたが、ここのお店は、極太の手打ち麺と機械打ち麺から麺を選べます、、が、何も言わないとフツーに機械打ち麺のラーメンが出てきます。、、、実は、『手打ち麺で』と言うのを忘れ、ごく普通の(それでも太麺ですが)麺のラーメンが来てしまいました。
食後は会津美里町から山間部・峠道を通り、再び下郷町へ入ります。江戸時代の宿場町である大内宿を脇に見ながら、再び121号線〜118号線を通り、白河へ戻ってきました。
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早朝、車輌の往来の少ない時間帯を選んで、口笛の出るようなワインディングなどを走りに行くことを『朝駆け』と言いますが、普段一緒に走っている友人たちを出し抜いて平日フラフラと走り回ることを、『抜け駆け』、、と言うのでしょうか。
こんな天気のいい日の抜け駆けはやめられません(笑)
来週はどこに行こうか?