No.187の記事

雪の会津へ

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話はさかのぼって、1月7日(日)の東京へ戻ります。

この日は午前中は国立博物館の見学。
午後からは日本鍼灸師会学術局の会議。

会議のメンバーで、京都から出席の中村一徳先生が来ていました。
中村先生とは、昨年度まで日本鍼灸師会のIT委員会で一緒に活動し、郡山、東京、福井など研修会で歩いた仲間です。
私とはまるっきり正反対のインテリ派の鍼灸師ながら、妙に気が合い、公私とも大変お世話になっている先生です。

中村先生の鍼灸院のホームページ
なかむら第二針療所 http://www.hari-9.com/

会議が終わり、何となく中村先生とJR大塚駅に向かいます。
中村先生は実は数年前から会津(磐梯町)にある慧日寺を見に行きたかったそうで、連休となる明日、せっかく東京まで来たついでに会津に行ってみたい、と話していました。

私も翌8日は午後からなら時間があるので、この日は我が家まで来ていただいて1泊し、翌日会津を案内させていただくことにしました。

徳一とは最澄や空海とならぶ高僧なのだそうですが、なぜか歴史ではまったく目立たず、教科書にも出てこない。
そのあたりの事情は大変難しく、興味のある方は調べてみると良いでしょう。

磐梯町HPより 史跡・慧日寺跡 映像で紹介

中村先生のサイト『エッセイ』
http://www.hari-9.com/essay.html

おそらく中村先生の書かれたエッセイが一番簡潔にわかりやすくまとめられていると思います。

さて翌8日、午後から中村先生と磐梯町に向かいます。
例年にない暖冬で、雪も少ないと思いきや・・・、国道294号線の郡山市・湖南町あたりを過ぎる頃には猛吹雪となります。

中村先生は、不妊症や逆子と言った産科疾患の鍼灸を得意としていて、雪道のドライブ中も様々な情報をいただき、勉強しながらの運転となります。

写真1(左)は、湖南町を過ぎたあたりの294号線。地吹雪で視界は極端にわるく、、のろのろと運転していました。

写真2(中)念願の徳一廟で手を合わせる中村先生。

写真3(右)長靴を履いて、埋もれそうになりながら雪原となっているお寺を散策しました。