福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
今年はお盆は13,14,15日の3日間を休ませて頂きました。
昨年もソロで3泊4日、男鹿半島〜竜飛崎〜大間崎の秋田、青森方面を旅しました。
昨年は休み中ずっと天候も良く真っ黒に日焼けして帰ってきたのですが、今年のお盆はどうも天候が良くないようで、ギリギリまで行くか行くまいか迷っていました。
・・・が、青森一泊で、雨が降らないうちに帰ってくることにして出発しました。
一泊とはいえ、なかなか遠出する機会もないものですから、雨でも強行突破するつもり。
一日目、8月13日
白河〜東北道・秋田道〜能代東〜鰺ヶ沢〜竜飛崎〜青森駅前。
朝の4時。
北陸方面へ道の駅スタンプラリーに出発するM氏と鏡石PAで落ち合い、朝のコーヒーなど飲む。
M氏とは磐越道のジャンクションで別れ、激混みの東北道を北上しました。
北上ジャンクションで秋田道に入り、昨年同様錦秋湖SAで給油。このあたりまで霧雨模様でしたが、秋田市に近づくと快晴になってきました。
八郎湖PAにて。
背後には八郎潟が迫っているはずですが、沼のようなものしか見えません。
秋田を過ぎたこのあたりはもうすでに車も少なく、のんびりしています。
どうでしょう?この青空。
雲も高いところに浮かんでいます。
秋田道はだいぶ伸びていて、大館の途中まで続いています。能代南インターを越えて無料のまま能代東で国道に出ます。
国道101号線でJR五能線と並んで走り、白神山地の麓の八森へ到着。イカの一夜干しを焼いたもので一休み。イカはもちろん味が濃厚で美味しかったです。
ここから見える、世界遺産の白神山地。
このまま海岸線をなぞるように、竜飛崎を目指します。
青森県に入って、深浦、鰺ヶ沢と過ぎ、十三湖を過ぎたあたりで食べたイカ刺し丼。イカはもちろんピチピチの活きの良さ。時刻は午後1時半くらい。
小泊を過ぎてからは、国道339号線『竜泊ライン』を走ります。海岸線のワインディングは爽快で、コーナーを抜けるたびに目前に波間が飛び込んできます。
バイクも調子よく、まさか翌日あんな事になろうとは・・・(汗)
事故ったわけではありませんよ。
昨年も一休みした場所で一枚撮影。
この道を走るたびにはるばる福島から来たのです。
目指す竜飛崎はもう一走り。
ここからは高度を上げて眼下に日本海を望む高原に登っていきます。
竜飛崎到着。
灯台から津軽海峡を望みます。
津軽海峡は国際海峡で、狭いながらも中央付近は公海になっています。
竜飛崎から仰ぎ見る津軽の山々。
浮かぶ雲を見ると、何となく秋の訪れを感じます。
・・・というか、実際風があって寒いくらいなんですが。
この後、青森駅前のビジネスホテルに泊まりました。
夕食は青森名物の鱈のじゃっぱ汁を味わったのでした。
二日目、8月15日
青森駅前・青函連絡船八甲田丸見学〜東北道〜白河
この日は朝九時くらいから雨。
予定では弘前〜鹿角と走り、八幡平アスピーデラインを抜けて盛岡から高速に乗るつもりでしたが、この雨では八幡平を抜けるのは何も楽しいことはないようです。
予定を変更して、昨年十分に見ることができなかった八甲田丸を存分に見学して高速で一気に帰ることにしました。
ホテルをチェックアウトしてバイクのエンジンをかけようとすると、セルモーターが全然回りません。
どうもバッテリーがダメになったようでした。
出発前に新品に交換したのですが、不良品だったようです。
元々重いバイクですが、それなりの荷物とお土産に買ったホタテ一箱を積んで身重になったバイクを押しがけします。
押しがけとは、、、本来はセル・モーターでクランクを回してエンジンを始動させるのですが、セル・モーターを電力不足で回せないので、バイクを押してある程度速度が乗ったところでクラッチをつなぎ、タイヤの回転を直接クランクに伝えてエンジンを始動させるのです。
このバイクは1200ですので、これは大変な力仕事となります。ギアを3速に入れ、エンヤドット〜と押して走り、ある程度速度が乗ったところで飛び乗ります。
とりあえずエンジンも始動して一安心。
少々走れば充電されるだろうとタカをくくって八甲田丸を見学します。
ごらんの通り雨でびっしょり。
とりあえず直接雨の当たらないところへバイクを止めました。
八甲田丸の船内で、2時間超のビデオを堪能し、船内を見学します。荒海を航海する八甲田丸の勇姿に感動します・・・が、、これ、乗っている乗客は大変だったろうなと思いますね。
これに比べたら雨の高速で青森から白河まで帰るのなんて、な〜んてことない、か?
ランチは八甲田丸の中にあるラウンジでホタテの入ったカレーを食べました。これがスパイスの利いた本格のカレーでとても美味。
ラウンジでカレーを食べながら見る青森湾。
どんよりしていて、しかも雨。
白河まで帰るのも気が重いです。
存分に見学した後、またも超重量状態のバイクをカッパを着たまま押しがけします。
この後青森インターから高速に乗って、途中3カ所で休憩を取りながら帰途に就きます。
雨の高速は、我慢・忍耐・辛抱の三拍子。
飽きて眠くなるやら、腰が痛くなるやら、、、
休憩や給油でエンジンを止めるとまたも押しがけ。
県境を越えて福島県に入ったときはホッとしました。