No.464の記事

不妊症勉強会・青年部委員会

9月7日(日)は東京のアキュラ鍼灸院で不妊症の勉強会と日本鍼灸師会の青年部委員会をしてきました。

天気が良ければ渋谷のアキュラ鍼灸院までバイクで行こうか、と迷っていましたが、、、あいにく出発時は雨。
新幹線で行くことにしました。

鹿児島から、香川から、福井から、京都から、愛知からと遠くから委員の仲間が集まり、アキュラ鍼灸院の徐院長(徐先生も委員なので)を合わせて7人。



先日出版された徐先生の本を囲んでまず不妊症の勉強会から始まりました。


(写真じゃお菓子ばっかり写ってますが:汗)

勉強会の中でカウフマン療法について触ましたが、私が行っている鍼灸による不妊治療は自然なカウフマン療法を目指しています。
(あとでこのことを勉強会で話すと、皆さん同じお考えでした)

カウフマン療法とは、卵胞期に卵胞ホルモンを補充し黄体期には卵胞ホルモン+黄体ホルモンを補充して卵巣機能や子宮環境を整える治療です。

専門医による治療では多くは卵胞期にプレマリンなどのエストロゲン製剤を、黄体期にはドオルトン、ソフィア、プラノバールなどの中容量ピルを処方することが多いようです。

全身の気血の調整を行う鍼灸治療は、患者さんのそのときそのときの体調に合わせて治療が異なり、卵巣の働きが悪い、腹部の血行が悪い、ストレスによって肩こりや頭痛がある、などときめ細かい治療を毎回行うのが普通なのです。

結果的にはより自然なカウフマン療法を行っていると思うのです。



最後に青年部委員の皆さんでパチリ。
左から、愛知の近藤先生(日鍼会青年部長)、私、アキュラ鍼灸院の徐先生京都の林先生、鹿児島の妹尾先生(撮影者なので写真なし)、福井の佐竹先生
(香川からの横山先生は飛行機の都合で一足早く帰りました)

勉強会・会議が終わって新幹線に乗ると、にわかに大雨・雷・・・
やっぱり新幹線でよかったなぁ、と思いました。