福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
我が鍼灸師会では年に数回の理事会を開催しています。
毎度のように理事会の前日の土曜日は、郡山市のみずほ旅館にて、翌日理事会参加のエライ先生方のうち有志でお勉強会を開催しております。
日常臨床での治った話や治らなかった話・・・また思い出に残る症例を出し合って、なごやかな酒宴の肴にしようというもの。
こんな自然発生的な合宿勉強会が始まってもう何年にもなります。
開業間もなく大変苦戦されている若手の先生に、さりげなく一言ずつアドバイスされるベテランの先生方。
患者さんへのよりよいサービスの向上と、自らの臨床能力を高めるため他人事だと片づけず、耳を傾ける中堅の先生方。
迷える羊も、きっと数年したらふてぶてしい合宿のヌシになることでしょう。
さて・・・
翌日の鍼灸師会理事会です。
理事会ですから、堅苦しい雰囲気かと思いきや・・・
スタバのコーヒーを飲みながら、、これまた和やかに議題が諮られて行きます。
10月11日(土)、12日(日)に仙台市で開催される第4回日鍼会大会で、福島県を代表して須賀川市の武藤先生(武藤鍼灸院 TEL:0248-72-5234 福島県須賀川市牛袋町75-2)が『既往にパニック障害のあった頭痛患者の治療』と題して一般口演発表をされます。
そのリハーサルを理事会で行いました。
発表後に質問があれば、SSRI薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)にまで回答が及ぶという、心療内科領域の患者を多数扱う武藤先生ならではの大変レベルの高い発表でした。