No.496の記事

会津 柳津町・斉藤清美術館、山都新蕎麦祭りへ

このところずっと秋晴れが続いています。

『何で今頃晴れが続くのか・・・』と、農家の患者さんは愚痴をこぼします。稲刈りの時期は雨ばかりで大変だったそうです。

19日も秋晴れの日曜日となりました。

この日は朝8時に出発で、南会津から只見へ、只見川沿いに柳津方面に行ってきました。

只見町から柳津町に向かう国道252号線はお気に入りの道です。
満々の水をたたえたつつ、ゆっくり流れる只見川を眺め、また急峻にそびえ立つ奥会津の山の間を走るこのコースは景観も良し、また路面も良し。通行量も少なくて最高です。

新緑の頃はまだ雪代ののこった峻烈な川の流れを眺めながら。
特によいのが秋の深まった紅葉の季節。名もない山々の錦絵が川面に映ってなおけっこうです。

さて、、、それで紅葉は?



まだまだ早いようでした。

道ばたにベンチを置いて小さな駐車スペースを整えた展望台がところどころあって、ちょっと一休み。

『ここらの紅葉はまだまだ2週間くらい早いようだ』とは、自転車で来て、ベンチでビールを飲んでいた近所に住んでいるらしいお爺ちゃん。
(自転車でも飲酒運転になりますからご注意!)



柳津にて、道の駅の隣にある斉藤清美術館に寄ります。
今は『会津の冬』シリーズの特別展をやっています。



展示室以外のところは撮影OKです。
ここは作品の写真印刷を売っているところ。

会津の冬シリーズの作品は、暗い空模様、屋根などに厚く積もった雪など、ともすると暗黒の世界を思わせる会津の冬景色ですが、厚い雪は真っ白に、そして角のない丸みからどこか優しい、安らぎの世界を感じさせます。

十分堪能して、今度は腹を満たしに行きましょう。



山都の新蕎麦祭り会場にて。
打ち立て・ゆでたての蕎麦が食べ放題。
一名2500円ですが、蕎麦以外にも天ぷらや蕎麦で作ったスウィーツ、蕎麦料理、地の小料理が付きます。

しかし意外とそんなに食べられないものです。



小さく盛られた蕎麦5枚でギブアップ。
おそらくざる蕎麦であれば少なめの3人前と言ったところでしょうか。

それでも薫り高く旨い蕎麦でした。