福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
昨日はWBCで日本が優勝しました。
昼過ぎには4回表・4対1でキューバに勝っていたので、たぶん日本は勝つだろうと確信し、降水確率もゼロなのでバイクで散歩に出ました。
白河から棚倉、塙、矢祭と走りました。
天気も良く、矢祭では気温も16度。そろそろ引き返そうと思い、同じコースを逆戻りするのも?なので、鮫川〜古殿〜石川〜矢吹のコースで帰ろうと思いました。
今思えば素直に逆戻りした方が良かったのですが(涙)
鮫川から浅川町に出るあたりから雨が降り始め、白河に入る頃には濡れ鼠状態。
天気予報は嘘つきです。
さて、
当院近くに、うどんの名店『櫓(やぐら)』があります。
今回ご紹介するのは、ランチではなく家族で行った昨日の夕食です。
スタンダードなジャズが流れ、照明を落とした店内は、とても落ち着きがあります。
↑ 北海道産の大豆を使い、お店で作った豆乳を用いた『汲み上げ湯葉』
大豆のタンパク質が熱で凝固して膜を張る。
京都では『湯葉』と書きますが、一般的には『湯波』の字をあてるようです。
引き上げた湯葉を、昆布の利いただし汁にちょっと着けて口に入れると、大豆の甘みが口に広がります。
↑ お店手作り『新・櫓豆腐』
重しをかけない状態で引き上げた、汲み上げ豆腐ですが、湯葉同様に自家製。豆も北海道産なら苦汁(ニガリ)は沖縄産。だし汁か、塩でどうぞ、とのこと。塩で食べさせるって豆腐に自信がありますね。さすがにここより美味しい豆腐は食べたことはありません。
↑ 『梅でシソうどん』熱々の上質なだし汁の中に、コシの強いうどんと刻んだ青紫蘇。そして南高梅?の梅干しがのってます。
今の時期、花粉症にも効果あり。
ランチの時間帯には、サイドメニューで『かやくご飯』をオーダーできますが、この『梅でシソうどん』の、梅干しの利いただし汁をかけてお茶漬けにして食べると絶品です。
↑ この店では、温かいうどんと 冷たいうどん、両方あります。麺は何種類かの粉をブレンドした若き店主苦心の作です。
綺麗な白色に透き通った肌の麺で、モチモチとした食感と麺一本・一本のどしっとした重量感のあるコシ。
暖かい・冷たいのどちらかと言えば、上記の食感をダイレクトに感じる冷たいうどんの方に軍配が揚がるかと思います。
一昨年は学会でうどんの本場讃岐・香川に行ったのでさんざんうどんを食べて歩きましたが、ここのお店以上のうどんはなかったと思います。
↑ 野菜に隠れた麺に登場してもらいました(笑) もちもち感・どしっとしたコシが最高!
うどん【櫓(やぐら)】木曜定休
http://www.rakuiti.com/soba/yagura/index.htm
昼はうどん、夜はうどん+各地の銘酒、南部地鶏や豆腐が味わえる店です。週末の夜は予約無しでの飛び込みは早い時間で(6時くらい)。昼も12時を過ぎるとすごく混みます。
味はもとより、店の方の接客などはとても良く、異業種ながら学ぶところが多い人気のお店です。