福島県白河市の鍼灸院、日常の鍼灸治療の診療日記や、学会参加記、趣味の日記
台風一過で昨日、今日は大変な暑さとなりました。
ふと見上げる空には、夏の名残の中にも秋の訪れを感じます。 これは発達中の積乱雲。
午後になると目に見えて育ってきます。
夏雲の代表で、そびえ立つ様から付けられた名は『入道雲』 梅雨明けにこの雲を見ると、あぁ今年も夏が来たなぁ、と感じます。 逆の方向にも入道雲。その上には秋の雲(絹層雲)が見えます。
だいぶ高いところにある雲とみえて、上空の風に流されています。 夏の空は、いくら澄んでいても青が薄いのですが、秋の訪れとともに色がだんだんと濃くなってきます。
秋雲に誘われて、ぶらっとバイクでお散歩へ。
ここは下郷町の物産館。
秋雲に誘われたはずが、残暑と言うにはいささか変な、異常な暑さ。 物産館というだけあって、下郷産の地場野菜を販売しています。
一見すると大根のような白くて太い物体は、夕顔だそうです。冬瓜かと思いました。
夕顔といえば、かんぴょうの材料かと思いますが、違ったかな? 帰ってからは、暑くてバテている愛犬のシャンプーをしました。
季節の変わり目なのは、イヌの毛がたくさん抜けることでも感じます。
のんびりした一日を過ごしてしまいましたが、来週の日曜・月曜に開催される青森・八戸での学会の発表を控えていて、今日あたりは原稿を仕上げないとまずいのですが・・・現実逃避してしまいました。
本日は午前中だけの診療。
午後からは涼を求めて布引高原へ散歩してきました。
梅雨明けしてからだいぶ暑いので、大きなバイク1号車ではなく2号車の往診快速シグナスで行ってきました。
郡山市内のお寿司屋でランチ後、三森峠を抜けて湖南町へ向かいます。
写真は多田野トンネルを抜けたところ。
トンネルに入る前、右手・眼下には郡山の街並みがよく見えます。
郡山市内を出てすぐ見た道路の気温表示は35度。さすがに暑く感じました。
湖南町・赤津から脇道にそれ、布引高原に向かいます。
写真は『赤津の桂』。桂の老大木です。
布引高原に向かうアスファルト林道も、このあたりはつづら折れの上り坂。
この桂の木は、一段下の道路脇から伸びています。
このあたりから見える磐梯山。
わずかに猪苗代湖の湖水も見えています。
上り坂を登るにつれて、だんだんと気温が下がってくるのがわかります。さてもう一息・・・。
登り詰めました。
ここまでは綺麗に舗装された道で苦労なく来ることができます。
周りには風力発電の巨大なプロペラ塔が数十基並んでいて、綺麗な景色を撮ることが非常に難しいような状態です。
午後からの気温上昇に伴い、ぐんぐん育った積乱雲(入道雲)。雲の切れ間には澄んだ高い青空が見えます。
真っ正面には磐梯山と吾妻連峰。
展望台に上がらないと見えませんが、後方には那須の山々。
そして足下に広がるのは大根とキャベツ畑。
人呼んで・・・天空の大根畑、といったところでしょうか。
それにしても涼しいところです。
夜には寒いくらいになるのでしょうね。
このままもと来た道を引き返すのもなんなので、大根畑を突っ切って、黒沢林道経由で天栄村〜羽鳥湖を目指して白河に帰ることにします。
大根畑の中に育つ、桂かケヤキか?の樹。結構な樹齢のようです。
地図で確認して林道に入り込みます。連日の午後からの夕立で、林道も雨水が掘った溝やぬかるみがあって何度か引き返そうか迷いますが、天栄村に入ったところでフラットな砂利道に変わってきます。
家の方角にも大きな入道雲が育ってきているようです。
大雨にならぬうちに、と、急いで帰ってきました。
7月最後の日曜日は、東京・上野の科学博物館へ行って来ました。
8時32分の新幹線にのると、上野着は10時ちょい。
博物館見学にはちょうど良い時間です。
この日は朝から蒸し暑い東京。
前々から見たかった、インカ・マヤ・アステカ文明展。
上野駅を出てすぐの東京文化会館のあたりから看板が出て、人がぞろぞろとその方向に流れていきます。
数年前には、ここ国立科学博物館でマヤ文明展を見ましたが、今日は3文明展が一度に見られるとあって楽しみでした。
インカ文明は“天上の都”、マヤ文明は“密林の文明”、アステカ文明は“湖上の文明”と言われています。
天上の文明とは、マチュピチュの遺跡からも分かるように、高地で花ひらき栄えた文明を喩えて言います。
密林の文明とは、ユカタン半島のジャングルに2000年にも渡って栄えた文明を喩えて言います。
湖上の文明と言われるアステカ文明の14〜16世紀に渡って栄えた湖上のテノチティトランと言う首都は、当時のロンドン市よりも人口が多い20万から30万人も人口があったそうです。
特別展会場は当然撮影禁止。
毎度おなじみ、地球館入り口のエレベーターまで撮影してお終い。
混んでいるなぁと思ってはいたのですが、会場内は激混み(涙)
ろくに展示物も見ることは出来なくて・・・
見たと言えば人の頭ばかり・・・
平日にもう一回来ようかと思いますが(木曜に?)今は夏休みシーズンですので、夏休みが終わってからというところでしょうか。
混んでいたので、そうそうに引き上げて全天球型映像施設『シアター36○』を見学。
愛知万博で投影していたプログラムを観ることが出来ました。これはおすすめ。
長らく改装のため閉館してあった日本館が再オープンしてあり、こちらを時間をかけてじっくり見学。空いていて最高です。
写真は、日本近海の海の生き物。模型ながら良くできています。思わず『昼は寿司でも食べるか・・・』と生唾がこみ上げます。
毎度おなじみ、かはく(科学博物館)入り口前のシロナガスクジラ像。これを見ると毎度、メルヴィルの小説『白鯨』を思い出します。
メルヴィルの『白鯨』は、マークトウェインの『トムソーヤの冒険』と並ぶアメリカ文学の代表で、最近リメイクして映画にもなりましたが、おすすめです。
そういえばスターバックス・コーヒーの『スターバックス』は、執念で魔性の鯨を追うエイハブ船長が乗る捕鯨船の一等航海士の名前(スターバック)から取ったとか。
白鯨に出てくるクジラはマッコウクジラで、シロナガスクジラよりは小さいのですが・・・
それにしても大きいな。前にクジラ料理屋さんに聞いた話では●漁でナガスクジラを捕まえてくると、1頭で1〜2億くらいになる、、とか。
(見つかると非常にまずいため、真夜中に陸揚げするとか・・・丸々一頭を船で引きずると船が沈みそうになるので、胴体を半分捨てて半身だけ持って帰るとか・・・いろいろご苦労があるようです)
このあと、アメ横でお寿司を食べて真っ昼間から生ビール。
ちょうど良い時間になったので、会議に顔を出すとしましょう。