B級グルメ

GW日帰りツーリング

GWは、当院は4月29日がシティマラソンでボランティア治療、30日・日曜は半日診療、5月の3,4,5日を休診とさせて頂きました。

本当でしたらテントを積んで2泊くらいのツーリングに行く予定でしたが、3日に田植え(笑)の依頼が舞い込んでしまいました。
1年間、混じりけのないコシヒカリをタダで食べさせて頂いていますし、そんなわけで正味の休日は4,5日となりました。

4日、この日はバイク仲間の小山君と松田君、私の三人で相馬まで日帰りで行くことにしました。
道中、双葉町で絶妙の『ホッキ釜飯』があるので、それを食べに行くことが目的のグルメツーリングでした。

 コースはこんな感じです。白河を出発後、三春町・大越町とすすみ、いったん川俣まで行って戻って双葉町・国道6号に出ます。
目的とするお店は6号線沿い。
 以前、一人でぶらっと入ったお店で食べたホッキ釜飯でしたが、ダシが最高に良く出ていて、炊きたてのご飯に良く味がしみて美味しかったことを松田君に話すと、ぜひ行きたいとのこと。GW連休中は山形まで日帰りで蕎麦を食べに行く予定もあったのですが、同行の小山君は蕎麦アレルギーのため目的地を急遽変更してのツーリングでした。


 泉崎の4号線沿いで朝8時に待ち合わせ。
 松田君は1号車のZZR100が車検中のため、2号車のホンダ・ディグリーで参加。小山君が来るまでに季節限定の『たこ飯』で朝食を摂る。私は赤飯のおにぎり+缶コーヒー。
 私のFJ1200はフロントフォークのアウターチューブの錆びがひどく、研磨して金色に塗ってしまいました。パッと見はオーリンズのフォークのようですが(汗)ノーマルフォークです。スプリングは昨年新品に交換し、標準で片側396CCのオイルを、底づき防止のために30CCほど増量して入れてあります。(油面高は毎回計測していないので不明です)
 程なく小山君が到着。小山君の愛車はZZR1100(C3)。やはり逆輸入車ですが仕向地は不明。

 道中の写真を撮るのを失念しておりましたので、いきなりイカ刺しの写真が出ます。
 お店は6号国道沿い『六角茶屋』。
 水産会社が直営で営業している和食の店で、刺身、天ぷら、釜飯などの他蕎麦などが美味しいお店です。
 お店に到着したのが午前10時半過ぎ。普通はまだまだ開店前ですが、駐車場でたむろしていると『もう入って頂いてけっこうですよ』とお店の方が声をかけてくださいまして、待つことなくメニューを見ることが出来ました。
 イカはスルメイカのようでしたが、鮮度が抜群で半透明な乳白色がつやつやと光っています。


 『アイナメの味噌叩き』 千葉や伊豆などでイワシやアジを味噌で叩いた叩き=“なめろう”に似ています。地物のアイナメの刺身を細かく刻み、味噌を混ぜながら叩いたもので、ネギがたくさん載っています。これまた美味しくいただきました。


 お待ちかね、ホッキ釜飯+お刺身のセット1680円なり。ホッキ釜飯の他に白魚釜飯、カニ釜飯、ウニ釜飯があって、それぞれ選べます。また刺身の他に焼き魚、天ぷらが選べます。
 セットの刺身の内容は、まぐろ中トロ、甘エビ、地物アイナメ。
 小山君・松田君も大喜びのメニューでした。

和食【六角茶屋 双葉店】 電話0240-33-4252
国道六号線、浪江町と双葉町の境あたり。
東京方面に向かって右側。

食後、海岸線近くに出て一路松川浦を目指します。
松川浦大橋を渡って休憩し、その後115号線で霊山を経由し、川俣〜大越をまわり再び三春町へ。
生まれて初めて『滝桜』を見ましたが、とっくに桜の時期は過ぎ、新緑のまぶしい滝桜でした。

三春ダムのほとりでのんびり大休止し、裏道で須賀川〜鏡石〜鏡石でラーメンを食べ、夜7時に帰宅しました。

ランチ・公設白河市場 市場食堂『まぐろ屋』

今までは市場関係者しか利用できなかった、国道4号線わきにある白河公設市場の市場食堂が、18年に入って一般の方も利用できるようになりました。

ここのおすすめはズバリ『海鮮丼』800円ナリ。

 お米は天栄村産コシヒカリ。
ご飯の上に載っているこの日のネタは、ご飯を覆い隠すような大きなマグロ中トロ2枚、ハマチ、コハダ、タイ、タコ、茹で大海老それぞれ1,明太子、生ウニなどなど。

市場に並ぶ魚介類によって、その日の材料も替わり、ある日などは希少なミンク鯨の刺身も載っていました。

海鮮丼以外には、『マグロ中落ち丼』600円もおすすめです。市場だけに新鮮な中落ちが入るらしく、やはり天栄村産コシヒカリの上に惜しげもなくとろりとした中落ちがたくさん盛られています。これで600円?と驚きたくなるような安さ。

残念なのは、お店にはアルコールは一切置いてありません。またご飯もすし飯ではなく、普通のご飯。ごくたまに試験営業?ですし飯の時がありますが、そのときは本当に運が良かったときで、海鮮丼から極上ちらし寿司に様変わりします(名前・値段は変わらず)。


国道4号線、阿武隈川付近。
東京に向かって右側です。

営業時間は、
1)朝7時〜9時半くらい
 (朝食ビュッフェ600円のみ)
2)11時半〜午後2時くらい
3)夕方17時〜21時くらい

実際の営業時間は前後することも多いようです。

市場食堂【まぐろ屋】
白河市字五番町川原25-1

ランチ・うどん 櫓(やぐら)

昨日はWBCで日本が優勝しました。
昼過ぎには4回表・4対1でキューバに勝っていたので、たぶん日本は勝つだろうと確信し、降水確率もゼロなのでバイクで散歩に出ました。

白河から棚倉、塙、矢祭と走りました。
天気も良く、矢祭では気温も16度。そろそろ引き返そうと思い、同じコースを逆戻りするのも?なので、鮫川〜古殿〜石川〜矢吹のコースで帰ろうと思いました。

今思えば素直に逆戻りした方が良かったのですが(涙)

鮫川から浅川町に出るあたりから雨が降り始め、白河に入る頃には濡れ鼠状態。

天気予報は嘘つきです。

さて、

当院近くに、うどんの名店『櫓(やぐら)』があります。
今回ご紹介するのは、ランチではなく家族で行った昨日の夕食です。

スタンダードなジャズが流れ、照明を落とした店内は、とても落ち着きがあります。



 北海道産の大豆を使い、お店で作った豆乳を用いた『汲み上げ湯葉

大豆のタンパク質が熱で凝固して膜を張る。
京都では『湯葉』と書きますが、一般的には『湯波』の字をあてるようです。

引き上げた湯葉を、昆布の利いただし汁にちょっと着けて口に入れると、大豆の甘みが口に広がります。



 お店手作り『新・櫓豆腐
重しをかけない状態で引き上げた、汲み上げ豆腐ですが、湯葉同様に自家製。豆も北海道産なら苦汁(ニガリ)は沖縄産。だし汁か、でどうぞ、とのこと。塩で食べさせるって豆腐に自信がありますね。さすがにここより美味しい豆腐は食べたことはありません。



 『梅でシソうどん』熱々の上質なだし汁の中に、コシの強いうどんと刻んだ青紫蘇。そして南高梅?の梅干しがのってます。
今の時期、花粉症にも効果あり。

ランチの時間帯には、サイドメニューで『かやくご飯』をオーダーできますが、この『梅でシソうどん』の、梅干しの利いただし汁をかけてお茶漬けにして食べると絶品です。




 この店では、温かいうどんと 冷たいうどん、両方あります。麺は何種類かの粉をブレンドした若き店主苦心の作です。
綺麗な白色に透き通った肌の麺で、モチモチとした食感と麺一本・一本のどしっとした重量感のあるコシ。
暖かい・冷たいのどちらかと言えば、上記の食感をダイレクトに感じる冷たいうどんの方に軍配が揚がるかと思います。

一昨年は学会でうどんの本場讃岐・香川に行ったのでさんざんうどんを食べて歩きましたが、ここのお店以上のうどんはなかったと思います。



 野菜に隠れた麺に登場してもらいました(笑) もちもち感・どしっとしたコシが最高!

うどん【櫓(やぐら)】木曜定休
http://www.rakuiti.com/soba/yagura/index.htm

昼はうどん、夜はうどん+各地の銘酒、南部地鶏や豆腐が味わえる店です。週末の夜は予約無しでの飛び込みは早い時間で(6時くらい)。昼も12時を過ぎるとすごく混みます。

味はもとより、店の方の接客などはとても良く、異業種ながら学ぶところが多い人気のお店です。