最近の日記

山梨への旅

旅とはいえ仕事の旅です(笑)

土曜にバタバタと仕事を片づけ、午後早い新幹線で東京経由・甲府へ。

無責任で良いのでしたらバイクで行きますが、仕事がらみなので電車で行きます。



新白河から新幹線に乗ったら、まず昼ご飯。
駅弁は久しぶりだなぁ、、と、車内販売のときお茶も頼んだつもりがうっかりビールなん買っちゃいました。
今日は甲府まで行けばいいだけだから、飲んじゃえ(笑)



東京駅から『特急かいじ』に乗って甲府を目指します。
学生時代、中野に住んでいて学校が四ツ谷だったので、中央線には毎日乗っていたのですが、西荻窪より遠くへは行ったこともなく、高尾からの山岳の景色はなかなか楽しかったです。

山岳地帯を越えると車窓から山裾のブドウの棚が見えてきます。
甲府は近い、ということですね。

ホテルに着いて、山梨の渡邊先生に甲州地鶏のお店に連れて行ってもらって乾杯。


翌日、3時間仕事でお話しさせて頂き、石和温泉駅から特急かいじで新宿まで。

新宿からは中央線快速で東京へ向かいます。
信濃町・四ツ谷・水道橋・御茶ノ水など、懐かしい駅も飛ばし飛ばして東京到着。



東京から やまびこに乗りますが、どこか変です。
2列シートが左右に・・・
これ、秋田新幹線こまちじゃないか・・・と思ったのですが、ダイヤ上はやまびこで、新白河に停まるらしいです。ってか停まらなかったら大変なんですが。



無事新白河到着。
震災以来、こまちの先頭車両先端付近に書かれたヘッドマークは、復興意識高揚のマークでした。

さぁ明日からまた仕事がんばるべぇ〜。

山梨で講演してきました 特に男性不妊について

5月22日(日)は、山梨県鍼灸師会学術講習会で講演をさせて頂きました。

不妊症の最新治療と鍼灸治療、という演題をいただいていましたが、特に自然妊娠を目指した鍼灸治療についてお話しさせて頂きました。

鍼灸院に不妊で治療にいらっしゃる方はまずほとんどが女性です。

35歳以上で初婚を迎えられた方が多くなってきている。そして30歳以上の女性について卵巣予備能について触れ、男性についても加齢による精子数の減少などの可能性について時間を割いてお話しさせて頂きました。

<スライドの一部>
 

 
不妊症の原因として、まず女性と男性ではほぼ半数の原因を持っていると2007年の厚生労働省の発表があります。
 
1930年代から1990年代までの世界中の生殖年齢にあたる男性の精子数に関する61論文の分布のグラフから、世界中で精子数の減少が起きていることが分かります。

また別のスライドで出生年代別に見た精巣の加齢による重量の変化では、1920年代に出生された方の場合、加齢による重量にそれほどの変化は見られないのですが、現在30歳代より若い方は、10代の頃にピークを迎え、だんだんと重量が軽くなることが示唆されます。

精巣の重量が軽くなると言うことは、そこから作られる精子の数が減ることを意味します。

草食系男子、と大人しくなった若者がよく言われますが、精子数も10代ころにピークを迎え多くの方が結婚される30代には精子の数も減少傾向になっているようです。そのピークさえも70年前の男性よりもずっと少なく・・・。
 

 
女性の方が取りざたされやすいのですが、子宝に恵まれないカップルの多くは、男性不妊とまで行かなくとも少なからず夫側にも問題があるようです。

精子の少ない、運動率の悪いなどと言った乏精子症による男性不妊に対して、少ない症例からですが鍼灸に良い効果のある可能性をお話しさせて頂きました。
 
また大震災・原発事故のさなかにめでたくご懐妊された
方が数人あり、思い出深い症例として紹介させて頂きました。

田植え手伝い・コメの放射能と安全性について

昨日の日曜日は朝から田植え手伝いでした。
東北新幹線の通る、鏡石近くの天栄村の某所。



天気は良いし、実にバイク日和。
それでも一年分のタダ米をゲットするために、大したお手伝いは出来ないけど、とりあえず息子も動員して参上しました。
 

 
この田植えは例年より2週間くらい遅くなりました。
原発事故のせいで、水田の放射線量を調査するため遅くなったのでした。 


 
植える苗の束。

コメは、残留農薬や放射性物質をすべて胚芽に蓄える特性があり、精米して食べる白米の場合は全く気にしないで良いくらい、限りなくゼロになるそうです。

逆に言えば、玄米食は気をつける必要があるかも知れません。

放射性物質の拡散予測(特にドイツ気象局)
http://atmc.jp/germany/

上記はドイツ気象局による放射線拡散予測地図ですが、各国のものより大変見やすいようです。

これを見ると福島などの東北だけではなく、日によって東京、関東一円それ以上を含む地域が放射性物質が拡散する時があります。

コメに関しては、胚芽をのぞいた白米、できれば10分搗きにすれば全く安全、と言うことです。

妻方の従姉妹で、中部地方の某国立大の準教授がいます。東北大大学院(農学博士)からマサチューセッツ工科大学、ハーバード大学医学部へ留学した一族イチ優秀な頭脳の持ち主ですが、『大学で研究している息子から聞いた、コメは安全だ』とオヤジさんが熱く語っておられました。

福島のコメも、栃木、茨城、群馬などの北関東のコメも安全です。

安心して白米でお召し上がりください。